高3生Bさんの速読アンケートとスコアです。
毎回ですが、最初の速読講習はやはり滑らかさが足りません。それが、夏休みも終わろうかというタームあたりになると舌好調となっていきます。しかし、今回はBさんがいたため、初日からずいぶん楽に取り組めました(他にも大型新人Aさんがいました)。
Bさんは、2010-03-28「これからは文章を書くときも、読むときも、それが基準になっていく」に登場するGさんのお嬢さんです。
現在高3の受験生。
池袋の予備校で夏期講習を受け、その足で新宿SEGに駆けつけるため、初日以外いつも10分ほど遅れての出席でした
「Bさんの最終5回目の主なスコア」漢数字一行三→800、一→500、九→135 たて一行ユニット75・75ロジカルテストC17/20・17/20 イメージ記憶20/40(30秒)、28/40(20秒)倍速読書7,700字/分・理解度B―成蹊高 高3女子―
数字ランダムは、予備校授業で遅刻です。
イメージボードは、最初の2回外しましたが、以降14連勝!
Bさんの効果的トレーニングは、漢数字一行Pシート。
「文字を、まずは意味を考えにくい単純数字を形として(広範囲に)目に飛び込ませることで、意味のある文字を捉えやすくする前段階として役立ったから」が理由。賢いです。
■初回の授業から割と高めのスコアが取れてしまったので、逆に正直不安でした。「この先記録が伸びるのか」「本当に今より本が速く読めるようになるのか」という不安です。しかし、松田先生が「過去の最高記録は~」とか「ここまで出来た人は次はこれを目指してください」とかおっしゃるので、負けず嫌いな私は「上には上がいる」という意識からやる気がますます湧いてきて、最終日まで順調にスコアを伸ばすことができました。そのうち、文字の方から目に飛び込んできたり、イメージの中で会話が聞こえてきたり(笑)楽しかったです。本当にありがとうございました。
「視野」の代表的トレーニングの漢数字一行Pシートと、「理解」の代表的トレーニングのイメージ記憶。その両方でB3タームトップのBさんのバランスのよさ。学校の成績も、こちらの想像以上によいはずです。
なおかつ「負けず嫌い」+「やる気」があるわけですから、将来が楽しみなひと。こちらの考える「将来」とは、30歳をすぎてからです。10代・20代を過ぎて、親から完全に独立してからの50年がそのひとの人生(と思っています)。
以下は、Bさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
①2,118字A-「父から聞いていたのでやることに驚きはしませんでしたが、実際に体験してみると、目や頭をかなりつかった。文を読んでいるというよりも見ているという感覚が強くて、おもしろかったです」
②2,700字A-「2日目は全体的に数字が伸びていてうれしくなりました。本の続きが気になります」
③6,300字A 「分間読字数が増えていてうれしかったです。ロジカルテストの記録をもっと上げていきたいです」
④5,000字B 「本面白かったです。記録が伸びるのがうれしい」
⑤7,700字B 「ページを見ると、頭に映像ができて、読めなかった文字を補足してくれるような感じです! ありがとうございました」
3日目終了後、教室を出ていくBさんと初めてプライベートな会話をしました。
『どうですか? お父さん何か言ってましたか?』
「楽しいです。父は、授業楽しいだろう楽しいだろう、と言ってます」
Bさんは最終日のアンケート提出時、「父がまた教室に復活すると言っていました。ありがとうございました」と挨拶して、教室を出ていきました。
Bさんのお父さんGさん。
日曜、Aさんのお父さんKさん。
2009-09-12「父がそこまですすめたことは今までなかったので」のZさんのお父さんI(アイ)さん。
子どもを持たない身のこちらには、みなさん、うらやましい親子関係です。
高校生という微妙な年頃に、娘と父親との会話を成立させています 真
※クリエイト速読スクールHP