「キルギス錐情」
荒川 洋治
方法の午後、ひとは、視えるものを視ることはできない。
北ドビナ川の流れはコトラスの市(まち)からスコナ川となり史実のうすまった方位にその訛(か)を高めている。果たしてそこにひとは在り、ウラルの高峰をのぞみながらてごろな森を切っている。倒れ木の音は落ちゆく地理に気をもみながら負の風をうけて、樵 . . . 本文を読む
文学には目に見える現実を超えた「現実」が描かれており、それを知るか知らないかで人生は一変する。文学は力を持っており、そうした実学の面にもっと注目すべきだろう。
~本を読むことは簡単ではない。それはコンピューターゲームのように誰かが作った世界を受動的に楽しむのではなく、(想像力で)能動的に世界を作りあげる必要があるからだろう。しかし、その過程こそが人間性をはぐくむのだ。実学としての文学の魅力は . . . 本文を読む
「ブログやってたんですね? 毎回見てますよ。アクセスして、新しいものがないとちょっとがっかりします。始めた、と教えていただかないと」
4時半からのレッスン。エレベーターが開くと、受講生のAさんから受講証が差し出されました。 そのとき、いきなり、上のひと言ふた言が。
『いつから読みましたか? 内容的にどうですか? 何かおもしろいものありましたか? 絵文字 . . . 本文を読む
この夏、2006年夏、SEGで講習を受けた皆さんの受講アンケートのひとつです。 ◆本棚に積み上げられた未読の本を見て、「速読やんなきゃヤバイ!」と思って受講した。じわじわと脳が改造されていった気がする。特に1日目2日目はその衝撃の大きさに吐き気をもよおしたほど。自分の脳がおかしくなってる!? という不安と焦燥感もあったが、最後まで付き合ってみると「やって . . . 本文を読む
公務員試験の科目数や勉強量のボリュームに圧倒されそうになるのは、殆どの公務員試験受験生に共通すると思われます(私個人も最初はそうでした)。
では、この莫大な科目数をどうこなしていくのが良いのでしょうか。私が思うに、他の科目への波及効果の大きい科目を最初に勉強することが大事だと思います。そのような科目として、経済原論、民法、世界史が挙げられます。
なぜなら、経済原論の学習は、ミク . . . 本文を読む
今日は、六本木ヒルズ49Fにあるアカデミーヒルズ「アーテリジェントスクール」で2時間完結レッスンがありました。
タイトルは『速読トレーニングの効果とおもしろさを体験してみよう!』というものです。
4年目に入り、ある程度の評価を得ているのか、「(講座紹介の)パンフレットの今月号のトップに掲載されていましたよ」とアカデミーヒルズ会員でもある生徒さんが教えてくれました
最初の頃 . . . 本文を読む
クリエイト速読スクールの講師である大西隆君は大学4年生です。2007年の公務員試験合格を目指して現在勉強しています。彼は、今年の3月就職先の内定を得たのですが、そこから大きな心境の変化があり、結局内定を断り、公務員となるための勉強を開始しました。
火曜日、事務室で。
『大西さん、大西さんの公務員試験の勉強を実況中継という感じで、ブログのなかに載せてみませんか? クリエイトって、資格試験の . . . 本文を読む
クリエイト速読スクールは、2003年8月初めに生涯学習のユーキャンと提携するため契約書を交わしました。
2002年の9月頃に話があり、1年ほどの時間をかけて細部を詰めての契約でした。もちろん、クリエイト卒業生の現弁護士さんにお願いしました。
契約書を取り交わした日から、嵐のような(仕事は他にも山のようにあり、4時間眠れたらラッキーといえるほど強制不眠?の)4か月が始まりました . . . 本文を読む
きょうは「敬老の日」で、教室はお休みです。
教室はいつもきれいに がモットーですので、掃除は始業前か後にしています。でも、やはり床は少しずつ汚れてきます。
それで、1年に3回お掃除のプロにクリーニングをお願いしています。
いま、教室フロアを磨いていただいています。教室終了後は、こちらの事務室になります。了解を得て写真を取らせてもらいました。
クリエイト公式ブログ写真第1号が「プ . . . 本文を読む
SEG(エスイージー)という塾で「速読による能力訓練」という講座を始めて、今年2006年春で丸11年がたちました。
SEGは数学・理科好きの理系の中高生には、絶大な支持を得ている西新宿にある塾です。
塾といっても、中1から高3まで3,500人ほどの会員を擁する規模で、グラウンドのない私立の学校という雰囲気があります。 実際、そこに通う高校生の口からは、SEG生の特徴は…&h . . . 本文を読む
第88回全国高校野球選手権大会決勝戦、駒大苫小牧高早稲田実業高は延長15回を1-1で引き分け、再試合となりました。翌日の結果は、4-3で早実の初優勝でした。なにをいまさら誰もが知ってることを、ということですよね
あれから3週間たっても早実・斉藤君へのフィーバーは続いています。駅構内のキオスクの夕刊紙の大見出しでは、斉藤君の動向が毎日一人歩き。大学進学が決まってもまだまだ彼のニュースは続きそう . . . 本文を読む
体験レッスンを受けた方に、プログラムと事務的な説明をしたあと『クリエイトの体験記を読まれましたか?』と質問することがあります。
半分の方が、「体験記の類は読まないようにしているもので……」と答えます。自分たちに都合のいい話ばかりを書かせているに決まってる、時間の無駄という思考回路かもしれません。ふだんはこちらもどちらかというと「半分」側です。 . . . 本文を読む
今朝、新しい体験記がHPにアップされました。 「速読でTOEIC(R)990点獲得!」というタイトルです。
文章にリズムがあり読んでいて楽しい内容のため、執筆者の了解を得て、少し人目を惹くようなタイトルにさせてもらいました。
スタッフの何人かに、メールで届いた完成原稿を渡すと、一目見て全員「オッ!?」という声を上げていました。
その書き手の岡松英里子さんが、午後1(1:00~2:3 . . . 本文を読む