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クリエイト速読スクールブログ
「どのような訓練が効果的だと感じましたか?」〈5〉倍速読書訓練
2009-05-22 SEG(エスイージー)「速読による能力訓練」「どのような訓練が効果的だと感じましたか?」の続き、第5回目・ラストです。
各訓練の目的がわからなければ、本来の意味で真剣に取り組めません。訓練を受ける前の方も、受けている最中の生徒さんも、カテゴリー「訓練法について」は、よく読んでみてください。
「倍速読書訓練」
・楽しく、面白くどんどん読めてしまう。(白百合・新高1)
・一字一字を「読む」のではなく、全体を「見る」という感じで視野を広くし、全体を捉えることができるようになった。(湘南・新高2)
・頭に残り、勉強にもなり、スピードもとても上がりやすく感じたから。(目黒第三・新中3)
・速読をするためのコツをつかめた気がしたから。(鴎友学園・新高3)
・今までは、本はきちんと理解しながら読み進めなければ意味がないと思っていました。さらに、一語一句見落とさずにきちんと読むことが読書だと思っていました。しかし、倍速読書訓練で、完璧に理解しなくても読み進めることが大切だと知ったからです。(雙葉・新中3)
・こんなに時間を決めて読むということがなく、家でも本を読んだりしていなかったので、この訓練を受けてみて、読む速度も速くなったし、理解することもできたため効果的だと感じた。(横浜雙葉・新高1)
・実際に本を読むし、だんだん時間が削られていくので「速く読もう」と思い、速く読むようになるくせがつくと思うから。(忍岡・新中3)
・理解度によって速度を変えることができたから。(栄光学園・新高2)
・「その時間にしか読めない」というのが私には大きくて、後々になるほど、速く読まないと続きがわからない! って感じで速く読めるから。(共立女子・新高1)
・本を読むことを速くするのは自分の意志だと解らせてくれた気がしたから。面白い本は次へ次へと読んでいました。(鴎友学園・新中3)
・僕はあまり本を読むのが速くなかったので、速くなって良かったし、一番、効果を実感できる訓練だったから。(サレジオ学院・新中3)
・やはり、全ての訓練の結果! みたいな感じで、努力の成果……みたいな感じで効果的だったと思います。(三輪田学園・新中3)
・頭とか目を一番使っている感じがしたし、効果をはっきりと確認できるから。(豊島岡女子学園・新高1)
SEG生アンケート集からはズレてしまうのでしょうが、倍速読書訓練に関しては、2006-10-15「倍速読書訓練について・司法試験合格者インタビューより」での「倍速読書」発言を、ぜひ押さえておいてほしいところです。
抜粋です。
「倍速読書訓練について」
永尾講師
従来の理解の仕方のままでスピードを上げようとしてもどうしても難しいですね。思い切って理解の仕方を変える勇気を持って見ていくわけです。
慣れるまでは多少時間はかかりますが、それほど大変なことではありません。ある程度のスピードで文章を読もうとすると、自分なりのスピードに対応した内容の取り方が身についてきます。ある決まった理解の仕方があるわけではありません。その辺の考え方を習得していくことが倍速読書、ひいてはBTRメソッドのおもしろいところになります。
松田
考案者の立場から一言付け加えますと、BTRメソッドの倍速読書訓練の斬新性は、ある目の動かし方、見方をすれば速く読めようになるという一面的な方法論を保留して、集中すれば(人はいつでも)現在の自分の倍くらいのスピードで読めるはずという体験的な発想に転換したところだと思います。
初めからよく出来る人は、読書に関しての膨大な時間の蓄積があります。そのため、何をしても出来てしまうという現実があります。そうではなく、読書に慣れていない人も上達するシステムが必要ということです。
そして、その発想を支えるために、やはり体験的なレベルからさまざまなトレーニングが誕生してきたという経緯があります。
結果として、速く読むだけではない複合的なアプローチが可能なトレーニングプログラムになっています。永尾さんの考えも、この複合的なトレーニングから得られる効果が重要ということでしょうか?
永尾講師
ええ、そうです。何も速く読むことだけがこの訓練の目的だとは思いません。速読は、目標達成のためのひとつの手段です。
大切なことは、すべてのトレーニングへの集中と、スピードコントロール能力の獲得、そして、メンタルタフネスの確立だと思います。それらが身についてきたからこそ、自分の場合は、試験で結果を出せたのだと思います。
倍速読書訓練を成立させるために、たくさんの訓練がクリエイトされてきたという経緯があります。
倍速読書訓練にスムーズに取り掛かれるようするために、序・中盤が用意されています。
とも、2008-10-10「倍速読書訓練について」で書いています。
また、2009-05-16「意識が「速く読もう」から「集中して読もう」へ変化」も参考になるはずです。 真
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