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「考えきる前に答えが浮かぶ」という感覚

 Kさんの受講140回・150回目アンケートと、最新スコアです(これまでのKさんの声やスコアはこちらからどうぞ)

 マイナスは「なし」が、最近のKさんです。

        Kさんの受講140回目アンケート20/1/23」
   プラストレーニングに近い感覚を教室の外で見つけたとき、注意を向けるようになった。頭の感じが似ているなという瞬間がいくつかある。ここから何か見出せないだろうか。

    きっかけは、レイモンド・カーヴァー作品(村上春樹訳)の朗読公演だった。4人の俳優が順々に、舞台で作品を読みあげていく。なかでも平田満の『愛について語るときに我々の語ること』には、ここまで一冊に憑依して語れるのかと怖くなった。そのとき一文字も落とすまいとして音に向かった感覚は、イメージボードに近かった。イメージ記憶を重ねると作品が生々しくなった。

    もっと試してみようと、帰りの電車でオーディオブックを検索してみた。レイモンド・チャンドラーの『The Long Goodbye(村上春樹訳)が見つかった。朗読は早乙女太一。通しで聴くのに20時間かかった。やはり、脳の同じような部位が反応する。少し抽象すると、イメージボードは空間の骨格づくり、空間移動の下地になる。イメージ記憶は肉付けに使える。「音から映像を生む頭の動き」がくっきりした瞬間だった。ラジオや落語、演劇、映画、会話、いろいろと応用できる。

   教室で訓練に臨むとき、それぞれのメニューで頭の感じ方はちがう。組み合わせまで考えるとかなりのパターンである。ひとつずつ実生活と結びつけ、輪郭を捉えて鍛えれば、きっと頭の使い方が上手くなる。そんな仮説を立ててみた。

 
                Kさんの受講150回目アンケート20/12/17」
   プラス・しばらく通えなくなりそうですとお伝えしてから随分と経ってしまいました。毎日ブログを見ながら教室の状況は追っており、復帰の時期を見計らっていたのですが、年の瀬までかかってしまいました。今年のうちにアンケートを出しておきたく、149,150回目を駆け込みで受けにいった次第です。

    近況として、この一年は仕事の密度が濃かったです。大きく急速に変わる所属業界にどのような貢献ができるだろうと模索しながら、同時に組織個人として在宅勤務に適応しなければならず、仕事の量としても性質としても難しい一年でした。遠隔会議やメール、チャットベースで事業を推進するなかで、教室でやってきたことが顔を出す瞬間は多かったです。

   具体的にいうとリモート環境では隣の人とのちょっとした会話でさえも文章になるため、一日に目にする文字量は急激に増えます。こうした状況下でマウスをスクロールさえすれば内容が直截的に頭に入ってくる技能は、ビジネスの流れを止めないために不可欠でした。楽に読めるというのは良いです。さらに速読訓練を書くトレーニングに応用してきたことは、短い文章のラリーで迅速に意思決定することに寄与しています。

   また、前回アンケートに記載した「頭の動かし方とトレーニングの関連性」について、ユーキャンの解説で理解がぐっと進みました。ユーキャンは教室に通えない初学者に向けての説明となっている分、エッセンスを凝縮した平易な文章で各トレーニングが語られています。教室であれこれ試行錯誤した後に読んだことで腹の底にすっと落ち、多くの業務に活用することができました。教材など、詳細についてはどこかで改めて書きます。

   そして、これは柔らかい仮説になるのですが、ある事象に関してぱっと思いついたことと、丁寧に検証をした後の意思決定が、あまりズレなくなってきました。端的には、直感が信じられるようになりました。会議は決めることが全てですから、持ち帰りますを減らせることはビジネスのスピードに直結します。気付きのきっかけとして、ロジカルテストやスピードボードで「考えきる前に答えが浮かぶ」という感覚が
ここ数回で得られており、将棋の名人でいう第一感、心理学でいう深層意識のようなものに興味が湧いています。なかなか変なこと言っている自覚はありますが、正誤のある中盤の訓練を使って検証できる気がしており、これからのトレーニングの展開が楽しみです。

    総じて、この一年も仕事を根底から支えていただきました。

   最後に個人的な話をしますと、今年で30歳になりました。結果的に20代は、生涯を通して学び表現していくための、柱となる方法論を作ることが中心でした。今後は教室で得てきた力を頼りに、クリエイトすることに本腰を入れます。

   来年もよろしくお願いいたします。      

       
Kさんの受講150回目の主なスコア20/12/17」
たてサッケイド大102 かなランダム230252  数字ランダム370363  漢数字一行〇→18,000、三→14,832 、一→16,272  たて一行ユニット470512 スピードチェック33/4046秒33/4045秒  ロジカルテストGタイプ25/32(3分)25/33(3分)スピードボード6×622/322分29秒)・22/302分35秒)イメージ記憶13/4020秒24/4020秒イメージ読み64個15秒)倍速読書『ころころろ32,200字/分・理解度A-序盤は取りこぼしが多いがスピード重視で行った。ギアを数段落とさないといけないが、中盤以降が思ったより落ちていない。これは仕事や読書での頭の使い方に近いからかもしれない。だからこそクリエイトで整え、伸ばすことが必要だと感じる※漢数字一行・ロジカル・倍速読書・コメント
は、前回12/13のものです。

 2020年は、休校前が15回・休校後2回計17回です。

 「中盤以降が思ったより落ちてい」ませんが、序盤は受講148回の3/7と比較すると半減しています。

 Kさんの受講148回序盤のスコアですたてサッケイド88 かなランダム322330 数字ランダム523612  漢数字一行〇→27,000、三→26,100 、一→24,570 たて一行ユニット1,4401,200

 ユーキャンの教材で、自習用として調整していても落ちています(あと2回ほどで戻りますが)

 よくできるひとのスコアの半減を知っていただくのも、ブログの役目かと思います(ハイスコアに変わりありません


 下記は、2年前9月の体験レッスンスコアと入会時コメントのコピーです。

 クリエイトに入会する、デキる生徒さんたちの平均的スコアです

      Kさんの体験レッスンの主なスコア18/9/22」たてサッケイド23 数字ランダム1716 漢数字一行〇→190、三→120、一105 たて一行ユニット3238 スピードチェック2831 ロジカルテストAタイプ22/24(3分)・21/23(3分)イメージ記憶18/40(2分)35/40(2分)初速750字/分・理解度

           「Kさんの入会時アンケート18/9/23」 「体験感想」来校前に出版されていた書籍を拝読していたものの、実際の訓練を家で行うことが難しかった。授業では90分にコンパクトに詰め込まれており、習慣化できそうに感じた。体験授業後に先生から理論の説明があり、よく納得できた。「入会を決めた理由」純粋に読書が好きなので、より多くの作品に触れたいから。・仕事で大量のレポートを扱うため、そこを効率化したいから。


 受講110回目アンケートに「できる先輩を再現することに注力して一年が経った。多様に綴られた生の言葉のおかげで、迷うことなく走ってこれた」とあります。

 Kさんは、ブログの「生の言葉」を読んでくれました。徹底して読み込んでくれました。

 何より、こちら側に合わせようとしてくれていました

 とりあえず、スピードボードゼータζには、誰が一番乗りし、また制覇するのかに注目しています。

  


 教室は、正月4日(月)午後1時30分~4コマです。

 この1年、ありがとうございました。

 
どうぞよいお年をお迎えください  



           ※クリエイト速読スクールHP  
  

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