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文章に関する解像度が格段に上がった

 第79期文演(22/4/2~22/6/11)アンケートからです。

  第1回は、神職のNさん

 
2021-06-24これほどの疲労感は効果がありそうだ」のNさんです。

 きのう日曜14時にはアンケートが届きました。



    Nさんの文演アンケート




Q.1 当講座をどんな目的で受講しましたか?
A.1 
文演受講のきっかけは、自分は仕事柄人前でしゃべることが多いので、表現力をもっと向上させるためと、東京にいるうちに、頭のいい人の考え方やレベルを知りたかった。また、文演を受講して文章読解力や作成力が上がれば、付随して脳みその回転力も上がるだろうと考えた。読書は好きだし、自分で文章を書くのも嫌いではなかったので、「きっと楽しめる」と思って気軽に申し込んだ。

Q.2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか?
A.2 
文演受講前は、文章に関してはさらっと書くものであると思っていたが、実は多くのプロフェッショナルによって練りに練り上げられた文章のみが世に出回っているのだと知った。特に、読み手によって誤解が生まれないようにするため、正確に伝わるように書くという部分にプロ意識が感じられてシビレた。

 文章はさらっと要旨を掴んで次々に読んでいくものだという認識だったが、受講を通して、細部にまで筆者の考えが詰まっていると知った。この細部を見逃さないことを教わってからは、受講前よりも文章を読むのが楽しく感じられるようになった。

Q.3 宿題の「要約」はどうでしたか?
A.3-1「授業前」
課題の要約は、初めはたかをくくっていたが、やればやるほど難しかった。最初に全部書き出した後から枝葉を削る作戦で作成した要約は、指定文字数の3倍近くまで膨れ上がり、そこから制限文字数内に収めるのがとても苦労した。その課程で、筆者の最も言いたいことをクリアに汲み取れていないのだとよくわかった。だから優先順位がつけられずに、要点を絞りきれない要約になってしまった。

   筆者の主張を字面だけで追うのでは、意図を理解しきれないのだと感じた。もっと深いところで理解する必要がある。気をつけた点は、筆者によって特定の意味が付与された言葉を丁寧に扱うこと。要約文でもその特定の意味を認識してもらえるように意識した。また、文章の構造もわかりやすくしたつもりではある。段落ごとに一つのメッセージを心掛けた。「今の自分にこれ以上のものは出せない」というところまで削って追記してを繰り返して作成した。


A.3-2「授業後」
皆さんの要約を読ませていただいて、自分が切り捨てた箇所を使っている人もいれば、逆に大胆に自分の言葉で言い表している人もいることは、個性を感じられて面白かった。特に自分がぼんやりとしか理解できていなかった部分をクリアに書き表している要約はとても刺激的で、自分がまだまだであると改めて感じて楽しかった。読解力と物事を具体的に言い表す力が足りない、という課題がわかったことが大きな収穫でした。

Q.4 全体的な感想をお聞かせください。
A. 
受講して良かったと心底思う。文章に関する解像度が格段に上がったし、言葉に対する感受性というかアンテナもしっかり鍛えてもらえた。速読で文章の大枠をざっくり掴み、文演で内容を読み取る精度を上げてもらえる両輪のシステムはよく練られているなと思う。

  正直、自分程度の能力で気軽に受講してしまって恐れ入る気持ちはあったが、だからこそ自分より優秀な人しかいない環境で7回の講座を受講する環境もありがたかった。そういう面で他の人よりも受講のコスパは良かったなと感じる側面もある。全7回、ありがとうございました。

 Nさんの要約は、よくできていました。疵のない読みやすい文章となっていました

 Nさんは誰もが知る神社で神職の仕事をしています。「東京にいるうちに」ということは、修行の身ということでしょうか。

 「仕事柄人前でしゃべることが多い」とは、ふだんは言葉数が少ない物静かな青年ですから、わからないものです。

 きっと理路整然とした話しぶりだけでなく、柔和な笑顔で人を惹きこむような話をするのではないかとイメージできます。


 速読は、現在20回(22/6/7)

 受講10回・20回目アンケートはもらっています。近々、ブログにアップします。

 いまのペースでかまいませんから、あと30回しっかり受け切ってくださいね。   





        ※クリエイト速読スクールHP 


     

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