集中力がハンパでなく必要で、さらに

　 きのうに続き、先週の金曜日に終了したＳＥＧ「速読による能力訓練」Ｈ2タームのアンケートを紹介します。

　　       ■集中力がハンパでなく必要で、さらに眼力も使うので、終わった直後はクタクタでした。でも帰りの電車で、もらったプリントを読む速度があきらかにアップしたので、親を3日間説得したかいがあったなと。本当にすぐ実感できて、やる気もわきました。他にこのような講座に、どのような種類があるのか、パンフレットのようなものが欲しかったです。受験勉強につぶされて、最近本を読むのをやめてしまっていたのですが、また読む楽しさを思い出すことできました。5日間、本当にありがとうございました。　―桜蔭高1女子―
 

　彼女は、4日目、レッスン終了後、他の生徒がいなくなるのを見計らって、質問してきました。

　最初は、Ｑ＆Ａでしたが、いつの間にかただのおしゃべりになってしまいましたが

　質問のなかには、「どうしてこれほどいいものがこんなに安いんですか？」などもありました。どう答えたかは、それだけで1テーマになりますので、割愛です。

　彼女のように、最終日20分の倍速読書訓練時に文庫本3冊目に手がついた人には、とてもお得なはずです。

  「何が嬉しいかと言えば、親に禁止されている読書をまたできること」だそうです。

 「電車のなかで読書ができるようになる」と喜んでいました。

　たしかに、どんな目的で？ というＱ.に対して、「電車の行き帰りなど、少ない時間でより多くの情報を吸収する大きな助けになるのではないかと思っていました」と答えています。

　高1なのに「受験勉強につぶされて」とコメントしていますが、話し振りも高校生などに思えず、本をよく読んでいる落ち着いた大人と話している感じでした。

　好きな作家には、ドストエフスキー・浅田次郎を挙げ、好きな作品のなかには失楽園（ミルトン）と書き、好きな分野には「雑食です」と。

　そして、どんな訓練が効果的でしたか？　というＱ.には、かな・数字ランダムシート、漢数字一行Ｐシート、たて一行ユニットを挙げています。

　Ａ． 視野の広がりはもちろんのこと、何よりも一度に頭で処理できる量が増え、目に入れさえすれば理解できるようになりました。

　 サッケイドからたて一行ユニットまでは、「何よりも一度に頭で処理できる量を増」やすためにあり、また、「目に入れさえすれば理解できるようにな」るために、中盤のスピードチェックからイメージ記憶などが用意されています。

　彼女もきのうの麻布生のように核心や本質といわれるようなものを自分の言葉にしています。

　子どもの頃からの「受験勉強」で理解力アップ部分をクリアしているから、「目に入れさえすれば理解できる」と簡単に書いてしまっているのです

　桜蔭生はみんなよくできるのですが、久しぶりに、むかしの桜蔭生ぽい女子でした。

　ちなみに、彼女の最終5回目の主な数字は、以下の通りでした。

　数字ランダム47・38。漢数字一行Ｐシート三→2,250、一→840。イメージ記憶20/40(45秒）33/40(30秒)。倍速読書29,400字/分・理解度Ａ－。　　真

 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 

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