第64期文演（15/9/26～12/5）アンケートです。
きょうは、大手ゲーム企業社員のＳさんです。
Ｓさんの文演アンケート
Ｑ．1 当講座をどんな目的で受講しましたか？
Ａ．1 文章の読み方・書き方を体系的に学べる機会はないかと考えていました。クリエイトに通う際にホームページで文演の広告を読み、最適な講座だと思い受講の申し込みをしました。
思い返せば小学校の5年生頃から国語の授業が楽しくなくなりました。わかったような、わからないような、モヤッとしたまま過ごす時間になり、そのときに苦手意識が芽生えたのだと思います。そして長年に渡り自分と文章の間に入り込み、イヤな存在として立派に成長したコイツを取り除くのが目的です。
Ｑ．2 「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
Ａ．2 正直に言うと、文章がより複雑で難解なものに感じるようになりました。受講前は文演で学んだら自分と文章との間にあるモヤモヤしたものがスッキリ晴れて、きっと仲良くなれるはずだと期待していたのです。確かに回数を重ねるたびに、モヤモヤは少しずつ晴れて見通しが良くなっていきました。しかし文章の難しさを発見することにも繋がり、自分と文章との距離感を再認識することになりました。
Ｑ．3 宿題の「要約」はどうでしたか？
Ａ．3－1 「授業前」 過去に他人の文章を要約した経験があるのかよく覚えていません、文字数制限付きとなれば初めてです。ブログの文演アンケートを読み、優秀な人達も苦戦しているのを知り、なんとか60点取れることを目標にしました。
読むことも、書くことも、どちらも10時間くらい使った気がします。読むことを正確におこなわないと、文章の幹と枝葉を取り違えてしまうので慎重に行いました。原文を音読して、重要だと思われる文に線を引く。松田さんのお手本を参考に、音読して線を引く。音読と線引きを繰り返して自分なりに重要だと思う文や、キーワードを出し切ったところで次に進みました。
書くことでは、原文のニュアンスを変えずに自分の言葉を使うのは難易度が高すぎると感じたので、可能な限り原文の中にあることばで構成しました。松田さんの要約を参考に書いて、音読して、つっかかりを感じた箇所は修正してまた音読。要約だけを読んでも読者に伝わることを意識しながら、重要箇所の取捨選択をしては、文字数制限で書き直す。やがて作業していてもクオリティが上がっていない感覚に陥ってしまったので、完了としました。提出後は見当外れな要約になっていないか、不安で落ち着かなかったです。
Ａ．3－2 「授業後」 文章の幹だと思っていたところは枝葉であったし、拾ったことばはキーワードではなく、拾うべきことばは指摘されるまでわかりませんでした。まず骨を書いて肉付けをする。理屈ではわかっていても、どこが骨なのかわからない。キーワードや文の関係性についても同じ。ほかの人の要約は自分が文字数の関係で削った部分も上手に入れてあり、しかも読みやすかったです。自分にはまだ何かが欠けている気がしました。
Ｑ．4 全体的な感想をお聞かせください。
Ａ．４ 年齢も性別も職業も違う人たちが一つの空間に集まって、一つのことを学ぶというのは新鮮でした。講義で使われる印象的な教材が、学ぶべき内容を深く記憶にとどめてくれました。これら素材の持つ力を十分に引き出す松田さんの講義スキルは見もので、64期という数字に納得しました。文演に参加される人は、毎回一つでも多くのことを持ち帰ろうと真剣で、教室内に広がる緊張感が心地よかったです。次の文演のある日が待ち遠しく、そしていざ始まると2時間半がアッという間に終わり、第64期も終わりました。とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
松田さん、スタッフの皆さん、第64期の皆さんありがとうございました。
2014-11-04「何か力になるものがないか、探していた」が、Ｓさんです。
2月4日（木）で速読受講63回。
ロジカルは、Ｄタイプ中盤までいっています。
こういうひとの「文章がより複雑で難解なものに感じるようにな」ったとかは、半分以上割り引いて聞かないといけません
Ｓさんの能力の高さは、理詰めなところもありますが、何よりも人徳のようなもので場を収める点で発揮されていました。
ある場面でのＳさんの発言によって第64期は、一気に雰囲気がよくなりました
そういえば、第65期文演も半分を折り返しました。
18名全員で折り返しています。
きょうが唯一の休み。
来週からまた4回連続。宿題提出日まで2週間となりました。 
真
※クリエイト速読スクールＨＰ
