たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

珍島沖のフェリー沈没

2014年04月18日 | その他

私が数年後に眠る場所、市営墓地です。正面の一番奥・中央の山裾・の一列目にすでに家内が眠っていて今年17回忌です。
今、ウグイスが鳴き新緑が真っ盛りです。日当たりも景色もいい、住宅地にしてもいい好立地です。ただ事故死してここで眠りたくはありません。

韓国の珍島・チンド沖でのフェリー沈没は大惨事になりました。乗客462人、死者は現在14人、不明282人、大変な事故になりました。修学旅行中の高校2年生が引率教師を含め338人が乗っていたというのが痛ましい。
船は日本製でかっては日本で就航していた船だといいます。6,825トンの船です。

10数年前、名古屋港から仙台まで、当時仙台の関連会社に出向していた二男を訪ね太平洋フェリーの「いしかり」でクルーズをやったことがあります。名古屋港を夕方19:00出港~仙台着は翌日夕方16:30着のダイヤは今も変わりありません。2等寝台で大浴場もあり、のんびりした船旅でした。
途中で僚船「木曽」とすれ違い互いにドラを鳴らし、乗客は手を振り合った。
夜は生バンド演奏があったり、船長の司会で船の紹介やクイズなどありました。「総トン数はどれくらい?」と聞かれ、生ビールでご機嫌になっていた私は第1番に手を挙げ、「30万トンくらい」と言ったら「それはタンカークラスです・ブー」でした。その後小学生が手を挙げ、「15,762トン」と既に船内の案内板で調べていて「正解で~す。ピンポン」でした。
韓国の船は「いしかり」「木曽」クラスの半分以下です。「いしかり」の全長は199,9メートルですから、韓国の船も100メートル位はあるでしょう。5階建ての相当大きな船なのです。

懸命な捜索・救助活動がつづいていますが、時間との闘いです。今現在、生存者が多く閉じ込められているかも知れません。一刻も早い救助を祈っています。
マレーシア航空の事故もどこへ消えてしまったのか、もう報道さえもされません。