たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

昭和の日

2014年04月29日 | 日記

今日は祝日、何の日だったか忘れてしまってカレンダーを見たら「昭和の日」だった。
昭和の何を祝うのだろう。5月4日は「みどりの日」だ。3日の憲法記念日、5日の「こどもの日」の間を埋めて祝日にし、3日連続の休日にするため、苦肉の命名が「みどりの日」だったのだろう。
サービス業や医療など祝日に無関係の国民も多くいる。国旗を家の前に飾ると国家主義者かと思われるくらいで、日本の家庭から国旗が掲揚されることは無くなってしまった。
わが家にも国旗と、掲揚する竿と、差し込む金具があって、昔は掲揚したが、家の建て替えで息子が倉庫整理で捨ててしまった。今は国旗はどこで売っているかも分からぬ。
こんな国家は日本だけだろう。

昭和の日は春の叙勲が発表されるし、文化の日は秋の叙勲が発表される。
政界、官界、学会、財界などの功成り名遂げた人を顕彰するもので、地方では消防団とか統計調査員とか、功績は大なるお方ばかりのようだが、正直言って叙勲制度そのものに違和感がある。
世の中には叙勲制度に反対の意見の方も多くいる。
亀井静香氏は自民党政調会長時代に、「人の人生に等級を付けるのはおかしい」と勲章制度改革にも尽力した。これは納得できる。それで勲1等など等級が廃止されたようだ。
宮沢喜一元首相など名だたる人が叙勲を拒否されている。