たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

少年犯罪

2014年04月28日 | その他

4月24日木曜日に放映されたNHK・Eテレ (ハートネットTV)「おかえり 非行に走る子供たちの心の居場所を見つめる」(アンコール放送)を見ました。
再放送は今週5月1日木曜日午後1時5分~1時35分です。是非ご覧になってください。

内容は、“30年にわたって、さまざまな家庭の事情を抱え非行に走ってしまう子どもたちと向き合ってきた女性がいます。広島市の公営住宅で暮らす中本忠子(ちかこ)さん(79歳)。中本さんは、空腹のため万引きなどに手を出してしまう子どもたちを自宅に招き、手料理を振る舞うなどして、子どもたちの声に耳を傾け、その多くを更生に導いてきました。”(NHKホームページより)
世の中にはすごく立派な人がいるのだと思いました。まったくのボランテァで非行に走ってしまった少年・少女たちを、お腹が空くと非行に走ってしまう。男の子はカツアゲ・ゆすり・たかり・ひったくり、女の子は売春・・お腹の空いた少年たちには先ず、非行に走る前に中本さんの家に来るように指導する。有り合わせの材料でお腹を満たすよう手料理を振る舞う、悩みを聞く、相談に乗る。

いや~普通の人にできることではありません。それを30年も・・。ある日少年院で1年を過ごした少年を迎えに行くところから映像は始まった。

是非再放送を見てください。感動されるに違いありません。
映像の中に中年の小太りの女性が登場しました。何と太股から手の甲まで刺青、体中に彫り物なのでしょう。その子が非行に走り鑑別所から中本さんに手紙をくれた。母であるその刺青の女性に中本さんは手紙を読ませる。女性ははらはら涙を流す・・圧巻でした。
ここまで彫り物をしなければ、この女性は生きられなかったのでしょう。親の因果が子に報い・・。大阪の2幼児置き去り餓死事件もそうです。

昨晩、4月27日、日曜日Nスぺ「調査報告・女性たちの貧困 Part2」を見ました。ネット喫茶で2年を過ごしている、20歳前後の少女の姉妹、世の中や政治の仕組みは、この子たちを救えないのだろうか。

昨日は岡崎市で18歳の男性2人が、車に(意図的でしょう)はねられ、ゴルフ用品店前で1人は死亡していて、もう一人は車の下に倒れていた。覆面パトの警官がそれを見つけ、近づくと車は急発進、100メートルも男性を車の下に引きずったまま逃走、ひん死の重体。運転していた男性は逃亡した。若者間のトラブルらしいという。
何というひどい、むごい事件でしょうか。小年犯罪は手加減なしの残酷さが特徴だ。少年犯罪の厳罰化の動きがあるのは当然です。死刑も無期懲役も遠慮せず適用すべきです。