COSMOS

"忠太"奮闘記

孤族と個族

2011-02-06 21:01:27 | オーディオ
核家族社会の後始末が求められる時代が到来したのか、今年になって某中央紙が「弧族」問題を採りあげている。
家族から孤立し生活する中高年「弧族」が増えているのだそうである。
20代のころ外国映画で見る家族は老夫婦と子供たちの家庭は別々で、「何と冷たい社会か」と感じたものだが、
やがて日本も同じ道を辿ることになった。
そして、家族と弧族と個族
理由はいろいろあろうが、好んで弧族になる人はいないはず。 いるとすれば、あえて自分で選んだ「個族」かもしれぬ。
姑息な人生だけは真っ平ごめんだ。
奥が深そうなので今日はここまで。

※個族とは-解説
個族とは家族の対語として生まれた言葉で、家族と離れて個人(一人)で暮らす人や家庭を持たずに個人(一人)で過ごす人を意味する。人のプライベートを干渉しないといった意識の変化、コンビニや飲食業、コインランドリーなど利便性の向上が家族を持つことの必要性を下げ、個族が増えた要因とされる。また、同じ個族でも単に一人で暮らすというという者と、地域や親戚など身内のネットワークを完全に断ち切り、孤立する者がある。近年見られる後者タイプの増加は犯罪や高齢者の孤独死に繋がる恐れもあり、問題視されているのだそうである。(日本語俗語辞書より)