やはり花のない金曜日

新たに加わってくれた人の仕事から、まとまった不良が出た。
導入部分での私の指導力不足だ。わかったように見えても、後もう少し一緒にいて観察すべきだった。
注文数を割り込む事が確実とわかったのは夕方６時頃。
週明け早々に現状報告とお詫びを入れよう。

内職仕事を車で持ち帰った。
加工作業を手伝ってくれている妻が申し出てくれた。
こちらは、明るい材料だ。
月曜日の荷物が少し軽くなった。


金曜日の夕方は、取引先の人へ連絡しても、帰宅してしまっている事が多い。
そこで改めて今日が金曜日であると知る。

こちらも週末気分をささやかながら少し演出してみようかと、
考えているうちに区切りを見つけられず、いつもの時間を向かえていた。

体調は万全ではないものの、悪くはない。
舌先の違和感もようやくなくなった。
明日の朝はいつもより少しだけゆっくりと眠っていよう。

社会の窓

睡眠不足

昨夜はすんなりと眠ることができなかった。
眠るのを拒みたくなる気持ちに押し切られて、
ゲームやネットサーフィンしながら、眠気が私を大きく包むのを待っていたら、
３時前になっていた。

案の定、起床時には苦労したけれど、
今朝は生ぬるい空気のお陰で大きく寝過ごすことはなかった。
そんな調子だから食欲はあまりなく、気合いを溜めて朝食と向かいあった。

この季節、少し暖かくなれば異常と呼ばれ、
例年通りだと寒いと嫌われる事が多い。
そんな世間の目と言う生き物に、その日その日で天国へ地獄へと吹き流されるわが身。
座席で揺られながら今日はどんな風が吹くのだろうとぼんやりしていたら、
車内アナウンスに、今日も１日お気をつけてと、送り出された。