昨日、お客様から「プロのお掃除屋さんにお風呂を掃除してもらいました」とのお話を伺いました。
その際に業者の方から「固形石鹸を使っているお風呂は石鹸カスが付着し汚れが落ちにくく、カビが繁殖しやすくなる為、健康被害も考えられます。お風呂を綺麗に保つには、こまめに掃除するか石鹸を止めるかですね」と言われたそうです。
本来は綺麗に汚れを落とすはずの石鹸で「返って汚れてる?」と聞いて驚いたそうですが、ご主人が固形石鹸好きで何度言ってもやめてくれないとも話していました。
以前にもブログに書きましたが、セーヌのシャンプーで全身を洗われるお客様からは「お風呂場がスッキリして、しかもカビが生えにくくなり、掃除が楽になりました」と良く言われます。
これについては2008にも石鹸シャンプーの問題について、このブログで書いた事がありますが、固形石鹸も同じ事が言えるので、もう一度抜粋して書きます。
そもそも石鹸シャンプーの洗浄基材は苛性ソーダや苛性カリなどのアルカリ金属元素の水酸化物質からなり、いずれも強いアルカリ性のため意外と洗浄力が強く、皮脂を根こそぎ洗い落とし、皮膚を守るための常在菌の生活環境が奪われます。
さらに雑菌が繁殖しやすく、皮膚トラブルを起こす事があり、アトピー性皮膚炎などや乾燥肌の人の使用には不向きなのです。
石鹸シャンプーはその強い脱脂力で、皮脂を除去しすぎるため毛包・毛根鞘・毛母細胞・毛乳頭などを形成する幹細胞への損傷が気になります。
また石鹸の基材は意外と生分解性が悪く(石鹸カスなど)頭皮・頭髪への残留が多く、パーマ剤やカラー剤の作用が悪くなり希望する仕上がりにはなりにくくなります(美容師泣かせでもあるシャンプーです)
さらに問題なのは、残留している石鹸基材とパーマ剤のチオグリコール酸との化学反応により『チオグリコール酸カルシウム』と言う物質に変化し、最も脱毛しやすい化学物質へと変化してしまいます。(エステサロンで使われている除毛剤はチオグリコール酸カルシウムを使います)
そして頭皮の水分を保つためのNMF(ナチュラルモイストファクター)のバランスが崩れ水分保持力が難しくなり、乾燥が強くなる事でフケや痒みの原因にも繋がります。
さらには、石鹸シャンプーは強いアルカリを示す事で等電点が変わりキューティクルが開き、パサパサした感触になります。
そのアルカリを中和するために酸リンスが必要となりますが、洗浄基材そのものに原因があるために酸リンスによって毛髪の等電点をあわせても一過性の対処法に過ぎず、毛髪のキシミや頭皮のトラブルを回避する事は出来ません。
この様に石鹸シャンプーにも多くの問題があり、頭皮・頭髪を洗うには適していないため、現在では多くの化粧品メーカーさんも製造することを避けています。
何よりもシャンプー剤よりも長い歴史を持つ石鹸に取って代わり、シャンプー剤が生まれ増えている事が、石鹸が洗髪に適していない事を物語っていますね(もし石鹸が良ければ世の中には石鹸シャンプーが溢れているでしょう)
合成シャンプーの問題点は石油系の界面活性剤の脱脂力や生分解性の悪さです。
しかし石鹸シャンプーも生分解性の悪さについては硫酸系シャンプーと大差がない為にお勧めしにくいと言うのが現状が、どのような商品にも好みや相性があり、選ぶ基準は人それぞれです。
ですが、商品の特性や事実を把握する事が大切であり、それを知った上で自分に合った商品を選ばれることを、お勧め致します。
石鹸シャンプーは頭皮毛髪に残留しやすく、髪も乾きにくいなどの欠点があるためお勧めしにくいものなのです。
※NMF(天然保湿因子)は幹細胞内にあり水溶性の成分で、吸湿性がきわめて高く、一度蓄えた水分を離しにくい性質を持っています。特に角質層の柔軟性を保持するのに大切な役割を担っています。皆さんに忘れないで欲しいのは、新生毛は、この幹細胞の中で作られ、健康で健やかな毛髪は水分をタップリ含んだ皮膚の幹細胞により作られるのです。
こんな記事をかいていたんですね。
2008年に既に幹細胞に触れていますが、当時は幹細胞ってなんだ?っていう程度の美容業界でした。
最近では幹細胞を守るシャンプーやスキンケア商品なんて言って販売しているけど、そんなことは当たり前の事なんです。
私達はその時点で、もっと先へと考えていました。
それがセーヌやラ・ポーデュベベを開発するための基本コンセプトになっているのです。

その際に業者の方から「固形石鹸を使っているお風呂は石鹸カスが付着し汚れが落ちにくく、カビが繁殖しやすくなる為、健康被害も考えられます。お風呂を綺麗に保つには、こまめに掃除するか石鹸を止めるかですね」と言われたそうです。
本来は綺麗に汚れを落とすはずの石鹸で「返って汚れてる?」と聞いて驚いたそうですが、ご主人が固形石鹸好きで何度言ってもやめてくれないとも話していました。
以前にもブログに書きましたが、セーヌのシャンプーで全身を洗われるお客様からは「お風呂場がスッキリして、しかもカビが生えにくくなり、掃除が楽になりました」と良く言われます。
これについては2008にも石鹸シャンプーの問題について、このブログで書いた事がありますが、固形石鹸も同じ事が言えるので、もう一度抜粋して書きます。
そもそも石鹸シャンプーの洗浄基材は苛性ソーダや苛性カリなどのアルカリ金属元素の水酸化物質からなり、いずれも強いアルカリ性のため意外と洗浄力が強く、皮脂を根こそぎ洗い落とし、皮膚を守るための常在菌の生活環境が奪われます。
さらに雑菌が繁殖しやすく、皮膚トラブルを起こす事があり、アトピー性皮膚炎などや乾燥肌の人の使用には不向きなのです。
石鹸シャンプーはその強い脱脂力で、皮脂を除去しすぎるため毛包・毛根鞘・毛母細胞・毛乳頭などを形成する幹細胞への損傷が気になります。
また石鹸の基材は意外と生分解性が悪く(石鹸カスなど)頭皮・頭髪への残留が多く、パーマ剤やカラー剤の作用が悪くなり希望する仕上がりにはなりにくくなります(美容師泣かせでもあるシャンプーです)
さらに問題なのは、残留している石鹸基材とパーマ剤のチオグリコール酸との化学反応により『チオグリコール酸カルシウム』と言う物質に変化し、最も脱毛しやすい化学物質へと変化してしまいます。(エステサロンで使われている除毛剤はチオグリコール酸カルシウムを使います)
そして頭皮の水分を保つためのNMF(ナチュラルモイストファクター)のバランスが崩れ水分保持力が難しくなり、乾燥が強くなる事でフケや痒みの原因にも繋がります。
さらには、石鹸シャンプーは強いアルカリを示す事で等電点が変わりキューティクルが開き、パサパサした感触になります。
そのアルカリを中和するために酸リンスが必要となりますが、洗浄基材そのものに原因があるために酸リンスによって毛髪の等電点をあわせても一過性の対処法に過ぎず、毛髪のキシミや頭皮のトラブルを回避する事は出来ません。
この様に石鹸シャンプーにも多くの問題があり、頭皮・頭髪を洗うには適していないため、現在では多くの化粧品メーカーさんも製造することを避けています。
何よりもシャンプー剤よりも長い歴史を持つ石鹸に取って代わり、シャンプー剤が生まれ増えている事が、石鹸が洗髪に適していない事を物語っていますね(もし石鹸が良ければ世の中には石鹸シャンプーが溢れているでしょう)
合成シャンプーの問題点は石油系の界面活性剤の脱脂力や生分解性の悪さです。
しかし石鹸シャンプーも生分解性の悪さについては硫酸系シャンプーと大差がない為にお勧めしにくいと言うのが現状が、どのような商品にも好みや相性があり、選ぶ基準は人それぞれです。
ですが、商品の特性や事実を把握する事が大切であり、それを知った上で自分に合った商品を選ばれることを、お勧め致します。
石鹸シャンプーは頭皮毛髪に残留しやすく、髪も乾きにくいなどの欠点があるためお勧めしにくいものなのです。
※NMF(天然保湿因子)は幹細胞内にあり水溶性の成分で、吸湿性がきわめて高く、一度蓄えた水分を離しにくい性質を持っています。特に角質層の柔軟性を保持するのに大切な役割を担っています。皆さんに忘れないで欲しいのは、新生毛は、この幹細胞の中で作られ、健康で健やかな毛髪は水分をタップリ含んだ皮膚の幹細胞により作られるのです。
こんな記事をかいていたんですね。
2008年に既に幹細胞に触れていますが、当時は幹細胞ってなんだ?っていう程度の美容業界でした。
最近では幹細胞を守るシャンプーやスキンケア商品なんて言って販売しているけど、そんなことは当たり前の事なんです。
私達はその時点で、もっと先へと考えていました。
それがセーヌやラ・ポーデュベベを開発するための基本コンセプトになっているのです。




