クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

ちょっと驚いたお話だけど

2019年05月11日 | ラ・ポーデュベベ(スキンケア)
このところ『ラ・ポーデュベベ』のスキンローションを使い始めてから「肌がきれいになった」多くの方々に言われるようになりました。

それには新陳代謝を正常化することを一番重要に設計しましたが、今日はその事を証明するような出来事をお客様から聞かせて頂きました。

それは「ちょっと恥ずかしい話だけど、GWに帰省した娘が新しい美容液でお尻のブツブツが綺麗になったよ」と見せてくれたそうで、ちょっと驚いていました。

すると長年にわたり、太ももから臀さ部にかけてあったニキビのようなブツブツが無くなり、しかも薬も塗らずに本当に綺麗になっていたそうです。

若い女性に意外に多いお尻や背中のブツブツについて、ある皮膚科のサイトに原因が書かれていました。

おしりにブツブツができる原因は大きく2つ分けると、摩擦刺激、蒸れによる細菌の繁殖があげられます。
★ 摩擦刺激
①下着やボトムス・ストッキングなどによる摩擦
②座ったり仰向けで寝たりといった姿勢による摩擦
③ボディソープや石鹸による摩擦刺激

ボディソープや石けんの中には洗浄力が強く肌に必要なうるおいまで奪ってしまうものもあります。
また、身体を洗うときに座るイスとの摩擦や、ボディソープや石けんのすすぎ残しも刺激になります。

おしりは体の中でも皮脂の分泌が多い場所で、上記のような摩擦刺激が慢性的におしりに加わると、皮膚の防衛反応で角質が厚くなりやすくなってしまいます。

角質が厚くなる=古い角質が溜まり「ターンオーバー(新陳代謝)」の乱れ、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの初期段階であるコメドと呼ばれるブツブツや、毛孔性苔癬を引き起こします。

★蒸れによる細菌の繁殖

おしりは下着やボトムス・ストッキングなどによる蒸れ・生理用ナプキンによる蒸れ、陰部や肛門付近はもともと細菌が多いのですが、蒸れることによって繁殖しやすくなります。
加えて生理中は血液が陰毛に付着すると、蒸れの範囲が広がるとともに、経血が細菌の栄養にもなってしまいます。

細菌が繁殖すると、赤ニキビや黄ニキビ、粉瘤感染、おできを引き起こします。


おしりのブツブツを防ぐための対策

硬いイスに同じ姿勢で座り続けるのも血流を悪化させてターンオーバーを乱すことになるため、体勢を変えたり、クッションを使って圧力を分散させたりするとよいでしょう。

入浴時には洗浄力の強すぎる石けんやボディソープを避けるとともに、しっかり洗い流してくださいね。

おしりは工夫していても摩擦を受けやすい場所です。保湿ケアで皮膚のバリア機能を高めてあげることで、刺激から守ることも大切になります。

顔のスキンケアと同じように、お風呂上りにはボディローションなどで水分を与え、乳液やクリームでフタをしてあげましょう。


偶然にも私がいつも書いている優しい洗浄力、保湿力、新陳代謝の3つのキーワードがこの皮膚科のサイトにも出ていました。

それは美肌を維持したり、取り戻すために最も重要な事だからです。

その娘さんがセーヌ・スカルプシャンプーで体を洗い、ラ・ポーデュベベのスキンローション(美容液)でお手入れ(お尻も)されたことで、必要な皮脂を残しながら、しっかり保湿力を取り戻し、皮膚常在菌のバランスを保ち新陳代謝が正常になったことでお尻も美肌になったのだと思います。

この事は、ラ・ポーデュベベ のスキンローションが新陳代謝を正常化させる事の証明がされた訳です。

最後にお客様から「お尻の肌まで綺麗になる様な美容液は初めて。だけど顔の肌も同じようになるのがこれで分かったような気がするわ」と言って今日もお買い上げ下さいました。

本当に貴重なご意見をありがとうございました。

最後に皮膚科医のサイトにもあるように洗浄力の強い(ほとんどの製品ですが)ボディーソープやシャンプー剤で洗う事が危険な事もこれで分かりますよね

 
今回の娘さんはスカルプシャンプーで全身を洗い、ラ・ポーデュベベのスキンローションを顔やボディーローションとして使われたそうです。

※効果には個人差があると思います。

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以前にも書いたけど!

2019年05月11日 | ラ・ポーデュベベ(スキンケア)
私が スキンケア商品を開発する時に原材料を水溶性に拘る理由はズバリ界面活性剤(可溶化剤)を配合したくないからです。

それは皮膚本来の生理機能を考えればわかります。

まず皮膚には汚れやアレルゲンなどの刺激性の物質を身体の中に取り込まないようにする防御機能があり、それをターンオーバーと呼びます。

その機能が正常であれば、逆に化粧品に含まれる様々な美容成分は、皮膚の中に浸透することができず、表皮の上でしか機能していません(だから安全なのですが)

また、皮膚の中(真皮)に成分が浸透するか否かは、水溶性か油溶性により変わりますが、もう一つは分子の大きさでも浸透性が変わります。

例えば真皮層に浸透する分子量は約500までと言われ、それ以上の分子量の物は真皮層にまで達する事はできません(しないほうが良いのです)

また成分が水溶性の場合は皮脂が成分を弾くため、分子量が小さくても浸透せず表面に残ります(だからアレルギーを起こしにくく安全性が高い)

分子の大きさから浸透しない美容成分
コラーゲン(分子量10万)ヒアルロン酸(分子量:100万)EGF・FGF(分子量:6000)タンパク質(分子量:5000~4万)
水溶性なので肌に浸透しない美容成分
ヒアルロン酸(ナノヒアルロン酸含め)、ビタミンC、ビタミンB ※浸透しないから効果が無いのではなく、表皮で十分ので機能を達成する成分です。
真皮まで浸透しやすい美容成分
アミノ酸(分子量:80~200)ビタミンA(分子量:286)ビタミンE(分子量:430)
表皮には浸透する美容成分
セラミド(分子量:700)水溶性フラーレン(分子量:720)
※この成分は何れも安全性が高く表皮に対しても非常に良い効果が現れます。

つまり、いくら良い美容成分で「真皮まで届いて肌を再生」と言われても実際にはほとんどの成分が表皮上に留まっているのです。

例えばアスタキサンチンの分子量などは(分子式:C40H52O4 分子量:596.82)となり500以上もあるため、そのままでは表皮上に残り、この成分を肌の真皮層まで届かせるには界面活性剤などと混ぜる必要があります(そのせいで皮膚の能力が奪われるけど)

そのため思う程の効果が発揮されず、結果的には様々な油性成分を足しながら使用感や感応性を誤魔化しているのです。

その油性原料を配合するためには基材(水)に油溶性(油)の原料を混ぜ合わせるための可溶化剤(界面活性剤)を使わないと混ぜられません。

界面活性剤の多くの問題はタンパク質の溶解性にあり皮膚に塗布し、残存する事で表皮を溶解し続けられます。

そのため、どんなに高級化粧品と言われても油性成分が配合されている物は皮膚は溶解し続けられマイナスなことの方が多いのです(簡単に言うと感触やしっとり感がやけに良いもの)

以上の事から油溶性分を排除する事で界面活性剤フリーを目指し、ラ・ポーデュベベの製品は全ての原材料を水溶性としているのです。

ちょっと難しくて長い文章だったかも知れませんね。

早い話が人の細胞は水の中(羊水)で生まれるのだから皮膚(細胞)を守るためには水溶性が最も安全だと言う事です。

特に直接お肌に塗る物は。





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