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クレール美容室の独り言

近年は女性の抜け毛や薄毛が増え続けています。それらの予防にために安全な美容施術やヘアケア商品の開発を行っています。

同じだね!(後編)

2019年05月19日 | ヘアケア
前回の『シミ取りは優しく洗う』では強く擦る事で汚れが奥へと入り込み、返って汚れが落ちにくいという事が分かりましたね。

頭皮の汚れもについても同じで、強い力や高めの温度のお湯は、気持ち良く感じるかもしれませんが、実は自律神経は緊張状態になり汚れが落ちにくいのです。

その為、しっかりゴシゴシ洗ったつもりでも詰まった皮脂が過酸化脂質となり、頭皮湿疹や臭いの原因となるのです。

例えて言うと、熱いお湯のお風呂につかるときは、ゆっくりジワジワト入るけど、皮膚の表面がピリピリする感じがしますよね。
もちろん「フッ」って息が止まるぐらいに(この時に実は自律神経が乱れているのですよ)

対して、ぬるめの温度のお風呂には簡単に浸かることもできるし、そのあとも「ふ~」って息が抜けて「あ~気持ちい~」ってなりますよね(これ緩和状態なんです)

そうなると自律神経も安定し、筋肉が緩むことで疲れが取れるのです。

さて、話は育毛へと戻しますが、最近になり「幹細胞」という言葉をよく耳にしますね。

この幹細胞は全ての細胞をの活性化に重要な働きをしますが、体の細胞という細胞全てに深いかかわりがあります。

勿論、毛髪を作るのも毛根(毛包内の毛根鞘)の幹細胞が重要なのですが、その深さは毛根の深さの中でも最も浅く、わずか1ミリ程度のところに存在しています。

それほ表皮に近いところにある毛髪幹細胞(毛芽)はお湯により膨潤(ふやけてる)した状態で強く擦るとどうなるかは容易に考えられますよね。

また強い水圧のシャワーで洗い流すことは?

そう考えると、弱い力で撫で洗いする事やぬるめのお湯や弱い水圧のシャワーが育毛にとって有効な事もわかるでしょう。

勿論、マイクロバブルシャワーほどの汚れを落とす能力が高ければ毛芽(幹細胞)や皮膚のバリア層まで洗い流され、新陳代謝のシステムはバランスを崩す事も容易に考えられますね。

何と言っても僅かに1ミリの所にあるんだからね。

もしも「そんな馬鹿な~」って思われたなら、一度一週間ぐらいでもいいから「頼りない」ってぐらいの弱い力で撫で洗い、低い水圧で優しく濯いでみてください。

抜け毛や頭皮の臭いがどうなるか?

きっと試す価値は、ありますよ。

全編と後編に分けましたが、お洋服の繊維も頭皮の汚れも結果的には強いからで洗うと返って綺麗になりにくいと言ことは同じでしたね。


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