今日はインターネットニュースに衝撃的な記事を見つけました。
白髪染めが原因で「肝硬変」かなり進んだ状態に
中国・黒竜江省のハルビン市に住む50代女性のチェンさんは、30代の頃に白髪が生え始め、月に1度、美容院で白髪染めをしてもらっていたという。2か月前、2階にある寝室へ行こうとしたところ異常な体の疲れを感じ、息切れ。皮膚や白目部分が黄色になっていた。検査したフー・リユアン医師は、チェンさんの肝臓が肝硬変のかなり進んだ状態であると診断し、「染髪剤には、ニトロベンゼンやアニリンなど人体に非常に有害な化学物質が含まれています」「肝臓を守るためにも染髪はすべきではありません。ですがどうしても必要がある場合は、植物性のものを使うことをお勧めします。化学物質の含まれた染髪剤は、使っても半年に1回以上の割合に留めるべきです」と話していると「Techinsight」が報じた。
この記事を読んで「白髪染めを止めよう」と思う人はどれぐらいいるのでしょうか?
少なくとも日本の美容室で使われている薬剤にはニトロベンゼンやアニリンは現時点では使われていないと思われます(市販の毛染め剤は分かりませんが)
しかしながら、これらの問題が取り上げられている背景には、現在の中国でのCO2の削減や環境問題に非常に敏感になっているため石油製品や様々な化学薬品の締め出しも始まっているようです。
何しろ日本の人口の10倍も人がいますからね~
そのため、これまで持て囃されてきた日本の化粧品メーカー(S社などは大人気ブランドになりました)にも中国国内では少し陰りが見え始めているようです。
その内「ヘアカラーを持ち込んだのは日本だ」と言われてしまうかも知れませんね。
中国における、これらの化学薬品のもう一つの問題はヨーロッパや日本に比べ上下水道など浄水場のインフラ設備の不十分さにも問題があるようで、毛染め剤や石油系の活性剤(シャンプーやトリートメント)などを川に直接流している国では魚や野菜、または家畜などの生態系が汚染され、それらを食す事で肝臓などへの影響はあるようです。
今回のヘアカラー剤による肝硬変も因果関係はハッキリしていないけど、全くのゼロとは言い切れない事もあるでしょうね。
それよりも、もっと注目したいのは、今回の記事に書かれているように、ある化学薬品が頭皮から体内に吸収されていと言う事が現実に起こると言う事です。
1992年「経皮毒」と言う本を出版された医学博士(S氏)の本には石油系の合成界面活性剤が皮膚から吸収されると言う事が書かれていましたが、大手化粧品メーカーはそれによる風評被害を消すことに躍起になり、それらの事に洗脳された一部の美容師には「そんな事は絶対にない」と話していました。
しかし医薬品(病院処方)の中にも体に張り付ける事で有効成分を体内に吸収させるものが増えています。
以下の文章は、ある製薬会社の心臓の薬についての説明書きです「皮膚に貼付することで皮膚から血中に取り込まれ、長時間にわたり安定した効果を維持することを目的とした薬剤です」(古くはサロンパスもそうです)
この様に皮膚から体内に取り込まれる(血中にまで)事が普通に起きている事が広まりつつあるいま、化粧品メーカーの次なる課題として石油成分から植物成分へとのイメージアップを図るようになりました
今で言う「ボタニカル」がその代表的な物です(でも香料や防腐剤は・・?)
私達はこのような事になるずっと前から石油成分はおろか、人工香料や防腐剤を使わないよう研究開発してきました(あえてボタニカルは語りませんが、そんなのは当たり前のことなのです)
それは、例え経皮吸収されても体内で分解排除される事に期待が持てる原料に絞って製品作りをしてきたからです。
それだけではなくサロンで行う施術時にも頭皮に経皮吸収させにくいような全処理を心掛けています。
かつて「命と引き換えに」と言うタイトルで過度の美容施術や粗悪な化粧品について、このブログで書いた事がありましたが、今日のニュースを見て、現代の美容環境はそれらの問題が現実に近づいているのかも?と思わせるような内容でしたね。
ヘアカラー剤だけが問題ではなくもっと身近なシャンプーや化粧品には経皮吸収する事で生体に何らかの影響を及ぼす可能性が高いだけに十分に気をつけたいところです(イメージが良さそうなナノテクによる低分子化はさらに皮膚を通過しやすいので・・?)
健康に気を付けている皆様、どうか食品にだけ注意するのでは無く、美容室選びやヘア&スキンケア商品にも十分に気を付けて下さいませ。
白髪染めが原因で「肝硬変」かなり進んだ状態に
中国・黒竜江省のハルビン市に住む50代女性のチェンさんは、30代の頃に白髪が生え始め、月に1度、美容院で白髪染めをしてもらっていたという。2か月前、2階にある寝室へ行こうとしたところ異常な体の疲れを感じ、息切れ。皮膚や白目部分が黄色になっていた。検査したフー・リユアン医師は、チェンさんの肝臓が肝硬変のかなり進んだ状態であると診断し、「染髪剤には、ニトロベンゼンやアニリンなど人体に非常に有害な化学物質が含まれています」「肝臓を守るためにも染髪はすべきではありません。ですがどうしても必要がある場合は、植物性のものを使うことをお勧めします。化学物質の含まれた染髪剤は、使っても半年に1回以上の割合に留めるべきです」と話していると「Techinsight」が報じた。
この記事を読んで「白髪染めを止めよう」と思う人はどれぐらいいるのでしょうか?
少なくとも日本の美容室で使われている薬剤にはニトロベンゼンやアニリンは現時点では使われていないと思われます(市販の毛染め剤は分かりませんが)
しかしながら、これらの問題が取り上げられている背景には、現在の中国でのCO2の削減や環境問題に非常に敏感になっているため石油製品や様々な化学薬品の締め出しも始まっているようです。
何しろ日本の人口の10倍も人がいますからね~
そのため、これまで持て囃されてきた日本の化粧品メーカー(S社などは大人気ブランドになりました)にも中国国内では少し陰りが見え始めているようです。
その内「ヘアカラーを持ち込んだのは日本だ」と言われてしまうかも知れませんね。
中国における、これらの化学薬品のもう一つの問題はヨーロッパや日本に比べ上下水道など浄水場のインフラ設備の不十分さにも問題があるようで、毛染め剤や石油系の活性剤(シャンプーやトリートメント)などを川に直接流している国では魚や野菜、または家畜などの生態系が汚染され、それらを食す事で肝臓などへの影響はあるようです。
今回のヘアカラー剤による肝硬変も因果関係はハッキリしていないけど、全くのゼロとは言い切れない事もあるでしょうね。
それよりも、もっと注目したいのは、今回の記事に書かれているように、ある化学薬品が頭皮から体内に吸収されていと言う事が現実に起こると言う事です。
1992年「経皮毒」と言う本を出版された医学博士(S氏)の本には石油系の合成界面活性剤が皮膚から吸収されると言う事が書かれていましたが、大手化粧品メーカーはそれによる風評被害を消すことに躍起になり、それらの事に洗脳された一部の美容師には「そんな事は絶対にない」と話していました。
しかし医薬品(病院処方)の中にも体に張り付ける事で有効成分を体内に吸収させるものが増えています。
以下の文章は、ある製薬会社の心臓の薬についての説明書きです「皮膚に貼付することで皮膚から血中に取り込まれ、長時間にわたり安定した効果を維持することを目的とした薬剤です」(古くはサロンパスもそうです)
この様に皮膚から体内に取り込まれる(血中にまで)事が普通に起きている事が広まりつつあるいま、化粧品メーカーの次なる課題として石油成分から植物成分へとのイメージアップを図るようになりました
今で言う「ボタニカル」がその代表的な物です(でも香料や防腐剤は・・?)
私達はこのような事になるずっと前から石油成分はおろか、人工香料や防腐剤を使わないよう研究開発してきました(あえてボタニカルは語りませんが、そんなのは当たり前のことなのです)
それは、例え経皮吸収されても体内で分解排除される事に期待が持てる原料に絞って製品作りをしてきたからです。
それだけではなくサロンで行う施術時にも頭皮に経皮吸収させにくいような全処理を心掛けています。
かつて「命と引き換えに」と言うタイトルで過度の美容施術や粗悪な化粧品について、このブログで書いた事がありましたが、今日のニュースを見て、現代の美容環境はそれらの問題が現実に近づいているのかも?と思わせるような内容でしたね。
ヘアカラー剤だけが問題ではなくもっと身近なシャンプーや化粧品には経皮吸収する事で生体に何らかの影響を及ぼす可能性が高いだけに十分に気をつけたいところです(イメージが良さそうなナノテクによる低分子化はさらに皮膚を通過しやすいので・・?)
健康に気を付けている皆様、どうか食品にだけ注意するのでは無く、美容室選びやヘア&スキンケア商品にも十分に気を付けて下さいませ。