冬も本番になり、お肌の乾燥が気になりますね。
先日、BSのNHKで「冬の乾燥肌を防ぐ体の洗い方」について放送していました。
入浴の目的は清潔を保つだけではなく、リラクゼーションやダイエット効果など様々です。
そのため、皆さんの入浴方法が正しいか?間違いか?なんて事は一概に言えませんが、お肌にとって「これは良くない」と言う事を解説していました。
その番組での正しい入浴方法のポイントは(温度38℃・お湯に浸かるのは10分以内・体はタオルで擦らずに手で優しく洗う)
その理由は10分程度お湯に浸かると皮脂が奪われ角質層から水分が浸入し、セラミドを溶解される。その後10程度で肌の乾燥と同時にセラミドも失われ皮膚の水分を保つ事が出来なくなる。
その結果、皮膚の乾燥が激しくなり、アレルゲンの浸入を防ぐ事が出来ず、激しい痒みが現れる。
この様な解説でした。これは全く頭皮も同じ事なのです。
温度の高いお湯により皮脂が溶解され、そこに鉱物系の脱脂力強いシャンプー剤でゴシゴシ洗えば、頭皮の水分は奪われ、頭皮の剥離(フケ)頭皮湿疹・脱毛などの原因にもなります。
さらに危険なのは、角質層が膨潤軟化しているところにアルコール濃度に高い育毛剤を塗布すれば、アルコールの揮発性により、頭皮の水分が奪われます。
育毛剤が良くない理由はそこのあるのです。
体の健康(皮膚細胞の)を保つためには、とにかく優しく扱う事を心がけて下さいね。