先日から新聞紙上やテレビなどのニュースに取り上げられている消費者庁のヘアカラーに対する問題で各化粧品メーカーや美容室は厳しい状況に追い込まれる事になりそうですね
特にアレルギーについては確実な原因が特定されにくいものの、ヘアカラー剤の『ジアミン』がアレルゲンであると言われています。でも本当はもっと多くの化学薬品が複雑に配合されていて、どれが悪いのかもわかり難い事は事実です。
それにパーマ剤やヘアマニキュアなどは勿論、水道水や果汁のように安全と思えるものでさえアレルギーを起こす人もいるためヘアカラーだけがアレルギーを起こすわけではありません
また、同じように施術をしていても体質や日々のヘアケア商品の違いによってアレルギーを起こしやすい状況を作っている事もありえます
例えば市販のシャンプー剤(美容室でも多い)の中には硫酸系と言われる石油系の界面活性剤が良く使われていますが、それらは生分解性が悪く、頭皮に残留することで皮脂や表皮を溶解し続けます
また、それらの残留化学薬品とヘアカラー剤が混ざる事でより危険性が増す事も考えられるのです(化学薬品は混ぜるな危険)
そのために頭皮のバリア層が破壊されアレルゲンが浸入をしやすくアレルギー反応を起こしてしまうことも多々あるようです
またヘアカラーの施術の前にシャンプーを行い、その時の洗い方により頭皮を傷つけたり、育毛剤などを塗布すると、それでも薬剤の浸透がしやすくなり、アレルギーの原因になることが十分に考えられると言えます(日頃から育毛剤を使う人は、まず染めてはいけないと思います)
つまり、本来の美容施術においてヘアカラーだけがアレルゲンと特定する事の判断は非常に難しく日常生活の全ての使用製品を調べないと確実なアレルゲンを見つけられない事も事実なのです。でも実際にはとても不可能な事になりますが・・・
私たちが今までにも優しいヘアケア商品や優しいシャンプー技法をお勧めしてきたのにはそんな理由も含まれていたのです
現在のよう多くの美容室が生き残るための戦略として行う割引合戦などによる粗悪な薬剤の使用や粗末な施術には、より危険性が潜んでいることもあり得ることを覚えておいて欲しいと思います
世の中の不景気に併せ、今回の問題はますます美容室を窮地に追い込む可能性がありますが、何時でも事故防止のために慎重な施術を施す事が最も重要だと言うことの再認識になれば良いと思います
そのためにも、私たち美容師は業界全体で日々安全への取り組みを徹底していかなければならないと思います
これは、実際のヘアカラー剤の説明書です。なんと箱の裏側(はさみで切ってから見る)に保険の規約のように細かく書かれています。これらももっと分かりやすく見やすくするような指導(ガイドライン)を厚生労働省にも提示してもらいたいですね。
(この注意時事項をみると、世の中の人のほとんどんどが染められなくなります)
この本の中には今回のような問題について既に書かれています。そして、今回のような問題を少しでも減らしていきたいと願い長年にわたり勉強会を開いておられます。
特にアレルギーについては確実な原因が特定されにくいものの、ヘアカラー剤の『ジアミン』がアレルゲンであると言われています。でも本当はもっと多くの化学薬品が複雑に配合されていて、どれが悪いのかもわかり難い事は事実です。
それにパーマ剤やヘアマニキュアなどは勿論、水道水や果汁のように安全と思えるものでさえアレルギーを起こす人もいるためヘアカラーだけがアレルギーを起こすわけではありません
また、同じように施術をしていても体質や日々のヘアケア商品の違いによってアレルギーを起こしやすい状況を作っている事もありえます
例えば市販のシャンプー剤(美容室でも多い)の中には硫酸系と言われる石油系の界面活性剤が良く使われていますが、それらは生分解性が悪く、頭皮に残留することで皮脂や表皮を溶解し続けます
また、それらの残留化学薬品とヘアカラー剤が混ざる事でより危険性が増す事も考えられるのです(化学薬品は混ぜるな危険)
そのために頭皮のバリア層が破壊されアレルゲンが浸入をしやすくアレルギー反応を起こしてしまうことも多々あるようです
またヘアカラーの施術の前にシャンプーを行い、その時の洗い方により頭皮を傷つけたり、育毛剤などを塗布すると、それでも薬剤の浸透がしやすくなり、アレルギーの原因になることが十分に考えられると言えます(日頃から育毛剤を使う人は、まず染めてはいけないと思います)
つまり、本来の美容施術においてヘアカラーだけがアレルゲンと特定する事の判断は非常に難しく日常生活の全ての使用製品を調べないと確実なアレルゲンを見つけられない事も事実なのです。でも実際にはとても不可能な事になりますが・・・
私たちが今までにも優しいヘアケア商品や優しいシャンプー技法をお勧めしてきたのにはそんな理由も含まれていたのです
現在のよう多くの美容室が生き残るための戦略として行う割引合戦などによる粗悪な薬剤の使用や粗末な施術には、より危険性が潜んでいることもあり得ることを覚えておいて欲しいと思います
世の中の不景気に併せ、今回の問題はますます美容室を窮地に追い込む可能性がありますが、何時でも事故防止のために慎重な施術を施す事が最も重要だと言うことの再認識になれば良いと思います
そのためにも、私たち美容師は業界全体で日々安全への取り組みを徹底していかなければならないと思います
これは、実際のヘアカラー剤の説明書です。なんと箱の裏側(はさみで切ってから見る)に保険の規約のように細かく書かれています。これらももっと分かりやすく見やすくするような指導(ガイドライン)を厚生労働省にも提示してもらいたいですね。
(この注意時事項をみると、世の中の人のほとんどんどが染められなくなります)
この本の中には今回のような問題について既に書かれています。そして、今回のような問題を少しでも減らしていきたいと願い長年にわたり勉強会を開いておられます。