不安定な物質で、徐々に分解して水と酸素を生じます。
2H2O2 → 2H2O + O2↑
この過酸化水素水に、正の触媒である二酸化マンガンやカタラーゼを加えると、すみやかに分解します。
H2O2 → H2O + O↑
この時生じる発生機の酸素に殺菌・消毒・漂白能力があるらしいです。
これに対しで酸やアルコール、尿素は負の触媒になるらしく、市販の過酸化水素水にはリン酸イオンが少量加えられ、反応しにくくなっています。(実際にBTB溶液で試したところ、黄変しました。)
と言う事は、
実験で使うとき(今回は酸素発生:中1)は少しアルカリに傾けてからの方が反応がよいです。 試しに、洗浄用にとっておいた希硫酸(とっても薄い、良い表現ではありませんが)で十分効果がありました。