ぞろぞろと生物室に集まる1年生のみなさん38名。
今日はイカ解剖するんだっけ?
いやサカナじゃなかった?
先生、オレの教科書、見つかった?
何だかそれぞれ思い思いに話しているなぁ。。。。
でも、まったく離れている訳ではないようです。
今日の裏?内?テーマは「楽しむ」と「信じる」。
これまでだったら、
N田師匠からいただいたスライドをめくりながら、
一つ一つの臓器を、
きれいに高級メス(と呼ぶ爪楊枝)で取り出していきました。
40人一斉の観察です。
ちなみにメニューは、
水晶体・脳・えらとさいは・心臓・肝臓・胃・卵巣または精巣・背骨・筋肉+耳石
と盛りだくさん。
当然、器用さと当たった煮干しによって差が生じていました。
今回は、
「まず、自分のテーマを決めてから進めてください。」
「自分の知りたいことでもいいし、達成したいことでもOKです」
「手順書どおりに全部クリアする必要はありません」
「最後に、後ろのWBに展示してください。」
この指示だけで、
思い思いに解剖(解体?)&観察をしていた様子。
2匹目発注多数。
とにかくきれいに取り出し全クリを目指す生徒もいれば、
ひたすら背骨をきれいに取り出して神経を探したり、と様々。
先生、先生、と呼びつけもたくさんあったけれど、
心臓わかんねーの声に、他の声で説明が入っていました。
うーん、何かしら試している感じ。
手順書がしっかりできているから、
あとは趣旨説明で何とかなる、のです、きっと。
今までの煮干し観察で、
一番、声を張りあげずに穏やかに終わった授業でした。
次回からは、無理をせず老眼鏡を使います。堂々と