SDGsカードゲームとは
生物基礎の生態系分野では「カワウ教材」を扱っていました。
カワウの専門家、遠藤さんが教材化した「カワウ問題」を、
私の勤務校用にカスタマイズしたものです。
一昨年の異動時、ペーパークラフトのカワウも一緒に異動してきました。
しかし、カスタマイズを試みましたが思うようにいかず、、、、、。
諦めました。
で、どうしたかというと、
「カワウ問題」という一視点だけではなく、
経済や社会との関わりまでに範囲を広げ、SDGsについて扱いました。
私にとっては、
高校生物を担当してから学ぶことが多かったこの分野。
この単元でSDGsを扱うために、
イマココラボさんの講習を受けてきました。
単にカードゲームのレクチャーだけでなく、
SDGsに関するこれまでの取り組みも学ぶことができ、
さらに、ファシリテーション方法もトレーニングしてきました。
授業では、
生態系とその保全に関して、
「地球とのつながりを考えよう」という大きなタイトルで学習をスタート。
SDGsカードゲームを実施することで、
生態系の保全を「自分ごと」として捉える生徒が確実に増えました。
授業担当者のファシリテーション能力も勿論大切ですが、
やはりコンテンツの強みってスゴイ、と思いました。
ただ、カスタマイズにそれなりに苦労することは、
どんな教材でも同じということも、改めて確認しました。