今年ずっとプロのロードレースを観続けていて、いよいよツール・ド・フランスが開幕となります。久々にTVで真剣にロードレースを観たことで、気が付いた点がいくつかありました。その最たるものがフレアハンドルを使用している選手が増えていたことでした。
そもそもフレアハンドルはグラベル用に使用されるものと勝手に思っていたのですが、近年はブラケットの突起部を握り込むようなフォームが主流になっていて、これがエアロ効果の高いフォームとされているのです。且つては下ハンを持って空気抵抗を減らす選手が多かったのですが、近年はほとんどの選手はあまり下ハンを持たないようです。
加えて、UCIがハンドルの長さやブラケット設置位置の規制したこともあり。ブラケット位置をできるだけ内側にするために、下ハン部分が「ハの字」に広がったフレアハンドルを多用するようになったのです。ハンドル幅はドロップの端々で決まりますので、製品によっては、ドロップの外側とブラケット部との差が30mmもある製品もあるようです。
そもそもフレアハンドルはグラベル用に使用されるものと勝手に思っていたのですが、近年はブラケットの突起部を握り込むようなフォームが主流になっていて、これがエアロ効果の高いフォームとされているのです。且つては下ハンを持って空気抵抗を減らす選手が多かったのですが、近年はほとんどの選手はあまり下ハンを持たないようです。
加えて、UCIがハンドルの長さやブラケット設置位置の規制したこともあり。ブラケット位置をできるだけ内側にするために、下ハン部分が「ハの字」に広がったフレアハンドルを多用するようになったのです。ハンドル幅はドロップの端々で決まりますので、製品によっては、ドロップの外側とブラケット部との差が30mmもある製品もあるようです。
ジロ・デ・イタリアを征し、ツール・ド・フランスでも優勝候補に名が挙がっているタディ・ポガチャルはENVEのSES AERO HANDLEBARというエアロフレアハンドルを使用してます。このハンドルは40/35で50mmもの差がある製品ですが、取り扱い店が限られていて、私が利用しているショップでは取り扱いがありませんでした。
新しいシマノのSTIレバーのブラケットは内側に10度傾けてあるのですが、通常のブラケットに比べ、ブラケットを握り込んでエアロフォームを取った時に、ギアが1枚程度の違いを感じました。私も第4世代のSupersix EVOのハンドルバーをVisionのMETRON AERO ACRの400mmを購入しました。これは片側5mmのフレアハンドルで、下ハンでは420mm、ブラケット部では380mmになります。これまでに比べさらに10mブラケットが内に入るので、どの程度のエアロ効果が得られるのかが楽しみです。
今回はハンドル交換に加え、ケーブルのフル内装までしていただいたので、少し時間がかかってしまいましたが、ショップの皆さんのご苦労に感謝です。Gi2ならケーブルは完全内装なのですが、私のは機械式105なので、最初はシフトワイヤーが外に出ていたのです。これでは見た目ですぐに機械式と分かってしまうのです。ワイヤーが完全内装になったことで、見た目だけでは機械式かDi2かの区別はつかなくなりました。
最初のロードバイクはケーブルは全て外装でした。それがCAAD12からはケーブルがフレーム内を通るようになり、ブレーキケーブルは内装です。第3世代のSupersix EVOも同様でした。ブレーキケーブルが内装になった時にも感じたことですが、やはりケーブルが外に出ていると何かと不便で、特にヘッドチューブ周りにケーブルが出ていると、ライトをサイコンマウントの下に付けようとすると、ケーブルが邪魔で上手く付かないこともあったのです。
ケーブルの完全内装にはエアロ効果もあります。とにかくバイク正面に空位に当たるものがあると乱流が生まれ、空気抵抗が増えるのです。これはホイールのスポークも同様で、丸スポークよりも扁平スポークの方が空気抵抗が少ないのです。丸くないケーブルは無いので、結構な空気抵抗を生み出してしまうはずなのです。
今日から2日間の日程で札幌では北海道スポーツサイクルフェスティバルが開催されます。これは道内最大の自転車展示イベントで、かりのメーカーが名を連ね、試乗もできるので、毎年楽しみにしているイベントです。近年はコロナ禍で開催されない年がありましたが、昨年からは再び開催されるようになっています。これから、新しいバイクで行って見る予定です。
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