９月最後の日ですねぇ。
秋の雨が冷たい一日でした。
10月はトナカイに出演します。
21日(木)です。
ご一緒するのは、テノールの岡坂さんと、
バリトンの大澤さん、
ピアノは大杉さんです！
曲は、まだ相談中です～。
何を聞きたい？ ・・・な～んて。
9月から、トナカイのシステムが変わりました。
ミュージックフィーが、3500円になったのですが、
ワンドリンクのチケットを差し上げられることになりました。
グラスワインが無料になります！
その他、終演後の写真撮影が、
以前のように自由にできるようになりました！
お客様との距離が、また近くなりますね！
歌い手にとっても、うれしい変更です。
いらっしゃる場合は、人数も合わせて、
お早めにお知らせくださいね！
なお、ホームページの更新は、
当分できない予定です。。。
かわりに、
出演情報を、このブログにまとめました。
リラックマくんのお部屋の上にある
『出演情報』からチェックしてくださいね！
オペラ『ナブッコ』と言えば、
“行け、わが想いよ・・・黄金の翼に乗って”が有名です。
遠くにある故郷を思い、
自分はもう、帰れないかもしれないけれど、
せめて、心だけは、風に乗ってふるさとへ・・・。
誰でも理解できる感情ですよね。。。
オペラの方は、そんなに有名じゃないかも！？
あまり上演されません。
旧約聖書の時代・・・世界史の教科書にも出てくる、
『バビロン捕囚』の時代の話で、
メブカドネザル・・・イタリア語ではナブッコと呼ばれる人の話です。
ナブッコのオペラの中で、好きなセリフがあるんですよぉ。
イズマエレが歌う、“愛が救うだろう！”というセリフです。
・・・２４時間テレビみたいですが。
オペラ『ナブッコ』には色々な形の愛が溢れていて、
愛するフェネーナの命を、勇気を持って救うイズマエレの愛や、
愛するイズマエレのために、改宗するフェネーナの愛、
処刑されそうなフェネーナを助けるために、
錯乱状態から正気に戻るナブッコの、父親としての愛や、
ヘブライの民の『行け、わが想いよ』で歌われる、
故郷を思う心、
預言者ザッカリアを通して語られ、
また、死の際にあって赦しを求めるアビガイレに対する、
神の愛。
ユダヤ教の話なのに、
思いっきりキリスト教？ ・・・とも思えなくはないですが、
でも、みんな一所懸命生きている感じがします。
愛に溢れている。
ヴェルディがこの後に作曲する、
リゴレットの父親としての愛や、
シモン・ボッカネグラの父親としての愛や、
アイーダとラダメスの愛や、
そして、椿姫に出てくる色々な愛や・・・。
原点がナブッコにはあるんだな～と感じました。
これからヴィオレッタを歌う時、
私の中で、何かが変わりそうです。
急に寒くなりましたね～
今日は鍋にしましたぁ。
やっぱり寒い季節は鍋でしょ～と思い、
スーパーに行きましたが・・・
春菊が売られていないっ！
この間まで、３５度を超えてましたからねぇ・・・
売り手も鍋の気分じゃなかったんでしょうねぇ。
明日はまた、暑くなるみたいです。
体調管理が大変だぁ・・・。
怒涛の日々が一段落です。
昨日(月曜日)は、
実はオーディションでした。
演目は、トスカ。
タイトルロールです。
オペラの稽古の合間に
練習・練習・練習。
トスカは、私の声には少し重いので、
調整に少々時間がかかり、
腰にも負担がかかり・・・
それで、テーピングになったんですよぉ。
昨日は雨の中、オーディション会場へＧＯ！
・・・ところが、
電車が遅延。。。
なにか事故が起きたようでしたが、
止まってはいなくて、一応動いていたので、
とにかく乗りました。
予定より１０分遅れて駅に到着。
オーディションの受付時間には間に合いました。
行ってみると、知っている顔だらけ。
４０人のソプラノが受験しています。
中には、超有名人もいて・・・。
今回初めて勉強した私のような人間は、
何人いるんだろ？ 
気を取り直して、集中・集中・集中・・・。
曲は３曲、うち１曲はアリアです。
こういう時は、たいていボケボケな私。
直前の舞台袖で、スタッフさんの笑いを
マジボケで誘った後、
いざ、舞台上へ。
いや～、久しぶりのオーディションは緊張・・・
しない！？
大きなホールで、しかも素敵なホールで歌えることが、
楽しくなっちゃったんですね。
で、１曲目。
ホールが味方をしてくれるので、歌いやすく、
私の声も調子がよく、歌いたかったことが
取りこぼしなく、全て歌える・・・順調順調。
と、思ったら、
チーン。
演奏ストップの合図です。
途中で演奏を止められました。
演奏中止の合図は、
『それ以上、歌わなくていいです』の意味で、
『それ以上、あなたの歌を聞いても無駄です』の意味でもあり・・・
一瞬、何が起こったのか分からず、
現実に戻ってこれず・・・。
ピアニストを見ると、
楽譜のページをめくっているので、
次の曲を歌わなきゃいけないことを
その時にようやく理解し、
２曲目のアリアを歌うために気持ちを集中・・・
できずっ
なんで、どうして？ なぜなの神様～って曲を、
そのまんまの感情で歌ってきてしまいました。
人間がちっせ～って感じです。
どんな時でも、冷静に歌わなきゃと思っているのですが、
ダメですねぇ。
続く３曲目はもちろん、冷静さを取り戻しました。
プリマドンナを歌うには、
考えられないほどのプレッシャーと戦わなくてはなりません。
その瞬間に、助けてくれる人はいません。
たった一人で孤独な戦いをして、
それに打ち勝った人にのみ、
終幕後の温かい拍手が送られるのです。
今回のオーディションでは、
少なくとも、精神面の弱さを露呈したわけで・・・。
う～ん。やっちまったぜぇ。
これからも精進します～。
本番が終わりましたぁ。
オペラの合唱でしたが、
楽しい現場でした！
ギャラもたくさん、いただいたし♪
↑ これが一番重要。。。
打ち上げには参加せずに帰宅。。。
明日はオーディションなのです。
朝早くからだから、
ちゃんと声が起きるかどうか、心配。。。
早くねま～す。
