オペラ『御柱』の稽古が始まりました!
本番は11月27日です。
メンバーも知らずに初音楽稽古のために岡谷まで行ってきました。
蓋を開けてみれば、錚々たるメンバー!!!
すごいですよ!
日本オペラといえばこの人しかいないと言われるほど、発声も発語も完璧!な大貫さん、
山のように大きかったといわれるミナカタ様にぴったりな背丈の田中さん、
美声がストーリーテラーとしてのキャラにうってつけの相可さん、
あの美声で難しい音程をはめると、それだけ説得力の増す押見さん、
裏切り者にピッタリの声ながら、本当はとても善人な所谷さん、
ブリラントなメゾなので恋するタカテルにピッタリな小畑さん、
地元岡谷の名歌手佐原さん。
・・・公式発表前かもしれませんので、フルネームではなく苗字のみでご紹介します。
そんな中に混じる私の相方は、なんと後輩の菅谷くんでした♪
暗いオペラに華を添える5人娘には、
4回とも出演している大ベテランから、
前回は里の子役で出演していた方まで、バランスの取れた配役!
しかも、全員ノンビブラートで、素晴らしいアンサンブルです。
・・・本当に綺麗でした。
岡谷は・・・いえ、諏訪地方は、合唱が盛んな地域です。
全国レベルのクォリティを持つ合唱団が、幾つも存在します。
女性合唱だけではなく、混声合唱も。
なんでアタシ、こんなすごいメンバーの中に選ばれちゃったんだろう・・・?
前回・・・と言っても、12年前です。
オペラ御柱の公演としては、第2回にあたる年でした。
その時にテナガ役を歌った時は、大絶賛されました。
ファンレターもたくさんいただきましたし、
二期会でもその後、重宝されてたくさんのお話をいただきました。
が、ご存じのとおり、第3回には呼ばれず。
第4回の今回、12年ぶりに呼ばれて、
第2回の時の私のパフォーマンスを求められているのだと思っていました。。。が、
稽古が始まってみたら、どうやらそうではないようです。
どうして呼ばれたんだろう???と思い悩む二日間の練習を、昨日、終えました。
稽古中に、マエストロ(指揮者)の山上さんとたくさんお話をし、
演出家の島田さんと散々お話をしました。
山上さんは第2回の時に副指揮に入っていらっしゃいましたが、
当時からメイン指揮者としてご活躍中の方でした。
当時としては、山上さんが副指揮にいるなんて!と、もったいないような気分になっていましたね、みんな。
まあ、星出先生はそれ以上に素晴らしかったのですけれども。
山上さんとはあちこちの現場で何度かご一緒させていただいていますが、
どの作品でも同じことを感じます。それは、
どのような作品であれ、その作品をとても深く理解していらっしゃるということ。
そして、その作曲家が今、生きている方でもすでに他界された方でも、
何百年前の作曲家であっても、
その作曲家への深い尊敬と愛を、必ず持ち合わせていらっしゃるということ。
歌うことに必死になりすぎて作曲家のメッセージを忘れそうになりそうな私にとって、
どのような状況においても常にそのスタンスを崩さずにいらっしゃるマエストロは、
尊敬というより。。。なんだろう、絶対的な存在です。
演出家の島田さんは、ご存知の通り、
トナカイで共演させていただいたこともあるかたですが、
歌い手の心理を誰よりも的確に理解しつつ、その繊細なアプローチで、
まさに的を得た演出をつけてくださいます。
お話しをしている時に何度、「胸に落ちた」という表現を、私は使ったことでしょう。。。
胸に落ちる、って、方言?
これ以上の表現を私は知らないので、あえてこう表現しています。
12年前にやったアレ・・・アレは、今回は求められていないようです。
今回はテナガは「いかにもサル」ではなく、別なものとなります。
数メートル上からの大ジャンプも、マジックハンドも、側転もどきも、
ずっと中腰も、サルも木から落ちるも、今回はなし・・・になりそうかな。
なんだか自由にやっていてよかったよーとおっしゃってくださった方の期待は、
大いに裏切ることのなりそうです。
プロダクションが違えば、まったく違った印象になるっていうことを楽しみに、見にきて欲しいなー。
一期一会、一度しか出会えない奇跡をぜひ今回も楽しんでください。
チケットはまだ発売前ですが、
個人的に絶賛予約受付中です
本番は11月27日です。
メンバーも知らずに初音楽稽古のために岡谷まで行ってきました。
蓋を開けてみれば、錚々たるメンバー!!!
すごいですよ!
日本オペラといえばこの人しかいないと言われるほど、発声も発語も完璧!な大貫さん、
山のように大きかったといわれるミナカタ様にぴったりな背丈の田中さん、
美声がストーリーテラーとしてのキャラにうってつけの相可さん、
あの美声で難しい音程をはめると、それだけ説得力の増す押見さん、
裏切り者にピッタリの声ながら、本当はとても善人な所谷さん、
ブリラントなメゾなので恋するタカテルにピッタリな小畑さん、
地元岡谷の名歌手佐原さん。
・・・公式発表前かもしれませんので、フルネームではなく苗字のみでご紹介します。
そんな中に混じる私の相方は、なんと後輩の菅谷くんでした♪
暗いオペラに華を添える5人娘には、
4回とも出演している大ベテランから、
前回は里の子役で出演していた方まで、バランスの取れた配役!
しかも、全員ノンビブラートで、素晴らしいアンサンブルです。
・・・本当に綺麗でした。
岡谷は・・・いえ、諏訪地方は、合唱が盛んな地域です。
全国レベルのクォリティを持つ合唱団が、幾つも存在します。
女性合唱だけではなく、混声合唱も。
なんでアタシ、こんなすごいメンバーの中に選ばれちゃったんだろう・・・?
前回・・・と言っても、12年前です。
オペラ御柱の公演としては、第2回にあたる年でした。
その時にテナガ役を歌った時は、大絶賛されました。
ファンレターもたくさんいただきましたし、
二期会でもその後、重宝されてたくさんのお話をいただきました。
が、ご存じのとおり、第3回には呼ばれず。
第4回の今回、12年ぶりに呼ばれて、
第2回の時の私のパフォーマンスを求められているのだと思っていました。。。が、
稽古が始まってみたら、どうやらそうではないようです。
どうして呼ばれたんだろう???と思い悩む二日間の練習を、昨日、終えました。
稽古中に、マエストロ(指揮者)の山上さんとたくさんお話をし、
演出家の島田さんと散々お話をしました。
山上さんは第2回の時に副指揮に入っていらっしゃいましたが、
当時からメイン指揮者としてご活躍中の方でした。
当時としては、山上さんが副指揮にいるなんて!と、もったいないような気分になっていましたね、みんな。
まあ、星出先生はそれ以上に素晴らしかったのですけれども。
山上さんとはあちこちの現場で何度かご一緒させていただいていますが、
どの作品でも同じことを感じます。それは、
どのような作品であれ、その作品をとても深く理解していらっしゃるということ。
そして、その作曲家が今、生きている方でもすでに他界された方でも、
何百年前の作曲家であっても、
その作曲家への深い尊敬と愛を、必ず持ち合わせていらっしゃるということ。
歌うことに必死になりすぎて作曲家のメッセージを忘れそうになりそうな私にとって、
どのような状況においても常にそのスタンスを崩さずにいらっしゃるマエストロは、
尊敬というより。。。なんだろう、絶対的な存在です。
演出家の島田さんは、ご存知の通り、
トナカイで共演させていただいたこともあるかたですが、
歌い手の心理を誰よりも的確に理解しつつ、その繊細なアプローチで、
まさに的を得た演出をつけてくださいます。
お話しをしている時に何度、「胸に落ちた」という表現を、私は使ったことでしょう。。。
胸に落ちる、って、方言?
これ以上の表現を私は知らないので、あえてこう表現しています。
12年前にやったアレ・・・アレは、今回は求められていないようです。
今回はテナガは「いかにもサル」ではなく、別なものとなります。
数メートル上からの大ジャンプも、マジックハンドも、側転もどきも、
ずっと中腰も、サルも木から落ちるも、今回はなし・・・になりそうかな。
なんだか自由にやっていてよかったよーとおっしゃってくださった方の期待は、
大いに裏切ることのなりそうです。
プロダクションが違えば、まったく違った印象になるっていうことを楽しみに、見にきて欲しいなー。
一期一会、一度しか出会えない奇跡をぜひ今回も楽しんでください。
チケットはまだ発売前ですが、
個人的に絶賛予約受付中です