火縄銃を抱え、鎧かぶとを身につけ、
日本橋から銀座へと抜ける大通りを歩く行列・・・。
日本橋架橋百年祭をチラリと見てきました。
日本橋が架けられてから百年? 短くない!?
・・・と思ったアナタ、正解です。
配られていたパンフレットによると、
初代の日本橋がかけられたのは、1603年。
モーツァルトよりもずーっと前、シェイクスピアの時代です。
wikiによれば、日本ではほんの3週間前に徳川幕府が成立したばかり。
翌年の1604年には幕府により、
“日本橋を五街道の拠点とする”と定められたそうなので、
徳川幕府の象徴的な場所だったかもしれませんねぇ。
♪ お江戸日本橋~、七~つ立ち~♪
当時は木造。
現在の石造りの橋が完成したのが1911年、
開通式は4月3日に行われたそうです。
震災の影響で、百年記念式典が、半年も延期されていたのかもしれませんね。
新日本橋駅の辺りから中央通りが歩行者天国として閉鎖され、
パレードは三越前駅の辺りから始まって
→日本橋を越え
→日本橋駅のある永代通りや東京駅から伸びる八重洲通りを渡って
→京橋駅の手前まで進みます。
セレモニーの前には小江戸3市と呼ばれる川越市・栃木市・香取市から
江戸時代の雰囲気そのままに
舟が川を運行してきたらしいのですが・・・それは見られず
テレビでしか見られない風景が目の前で見れるチャンスだったのに~!
でも、いろいろな団体によるパフォーマンスを見ることが出来ました。
残念ながら、声楽や合唱のパフォーマンスはなかった様子ですが、
(日本橋にも合唱団があるのに~)
踊りや吹奏楽、和太鼓の演奏に剣舞もあったようです。
地下鉄会社:東京メトロの社員さん達によって結成されている団体で、
よさこいをオリジナルの曲で魅せてくれました。
伴奏はデモテープのようでしたが、歌はツインボーカルで、
女性二人による生演奏でした。
もちろん音量ガンガンで、歌もマイクを使っているのですが、
ちゃんとレッスンを受けた方なのかな・・・
音程も割とよくてハーモニーもきちんと出来ていて、上手でした。
PAを使う音楽は、基本的には苦手なのですが。
会社帰りにサークル活動として練習したり、
衣装も自分たちで作っているのかもしませんね。
こういうのもいいですねぇ。
なぜSeaがつくの?と思ったのですが、
SeaBlueとは群青色のことだそうです。
東京メトロのマークって、群青色でしたっけ?
パレードにつきもののマーチングバンド!
大学時代、掲示板に『自衛官募集』や
『消防隊員募集』のポスターが貼られていたことを思い出します。
音楽大学を出て、こういうマーチングバンドで活躍している人も
たくさんいるんですよ~。
自衛隊や消防庁の吹奏楽団は、
大きなホールでも無料でコンサートをやっていることが多いような気がします。
無料ですが、そのレベルは高いと思います。。。
一度、出かけてみたいなぁ。