わおーーーーーん……吠えたくなる月だねー。
ん?森朱美さんのオフェーリアが9月にある!(≧∇≦)ウキャ♪
いやーな夢を見ました。
つい先日も見たのに。。。
舞台の本番で・・・オペラではなく、演劇でした。
稽古したはずなのに、セリフをなーんにも覚えていないんです。
衣装をつけて、持ち道具を二つ持って、
舞台に出ます。
先日の夢では、舞台袖から出たのに、
今朝の夢では、客席から登場しました。
通路を通って、芝居をしながら舞台に向かいます。
アクティングエリアに出るタイミングが、前回は早すぎて、
芝居を引き延ばしたり、間を埋めるのが大変でした・・・
今回は前回の反省を生かそうとして、
出るタイミングを少し遅らせてみたら遅すぎて、
通路を余裕の演技で歩きながら、心の中では焦り・・・
で、セリフが出てこない。
舞台脇にいる音楽スタッフの台本を
そーっと横目で覗き込んでみたりしますが、
全く思い出せない。
・・・とそのうちに、
引き伸ばしをしなければならなかった「前回は
アドリブでつないでいるうちに本線に戻った」と思い出し・・・
・・・・・・前回?
それが夢であったことも思い出したのでした。
オペラなら・・・
指揮者もいるし、プロンプターがいる場合もあるし、
なにより、「私が歌わなくても勝手に音楽が進む」ので、
舞台を止めてしまうことは滅多にないのですが、
芝居は、自分たちで音楽を進めていかなければならないので・・・。
もう見ないと思うけど、いやーな夢でした。
新国立劇場の公演で、キャストの変更があったのを見て、
(公演よりずっと前と、公演期間中にありました。
ついでに演劇の方では“キャスト変更がなかった”ってことが
ニュースになっていました)
ちょっと思ったこと。
キャストの変更って、いろいろな場合があるんですよね。
先ず、体調を崩してしまった場合。
歌い手なので、体調管理はもちろんしているはずだけれど、
人間なので、やっぱり風邪をひくこともあります。
歌い過ぎて声が出ない・・・なんて、
素人さんのカラオケのようですが、
連日の稽古、ハードなスケジュール、蓄積される疲労、
精神的なストレス・・・などによって、
声が出なくなったり、喉にタコが出来たりすることもあります。
野球のピッチャーの手に豆が出来たり、
サッカー選手が膝を故障したりするのと一緒。
相撲取りのように、テーピングを巻いて
試合に出ることもありますが、
休場を余儀なくされる場合もあります。
身体が資本だから仕方がない。
でも、実は別の場合があったりします。
私のように交通事故に遭っちゃった場合とか
体調不良なんじゃなくて、体調はいいし元気なんだけど、
動けない・・・みたいな。
それから、降ろされた場合もあります。
その役を歌いこなせない、とか、
覚えきれなかった、とか、
ダブルブッキングしていた、とか、
素行不良だった、とか、
人間的に問題がある・・・とか。
そういう場合も、「体調不良により」って表現が使われるんですよね。
「諸事情により」も、あるかも。
身内に不幸があった場合もありますよね。
人間として何を優先するのかは、その人が決めるべきことなので。
本番があるからお葬式に出なかった、とか、
本番があるからお葬式を出さなかった、とか、
本番があるからお葬式を少し遅らせた、とかはあるにしても、
本番があったので、遺体を放置した、はあり得ない。
・・・まあ、そういう場合は誰かが助けてくれるから、
なんとかなっちゃう場合が多いけど。
どんなに稽古を重ねても、
本番に必ず乗れる訳ではありません。
1パーセントにも満たないかもしれないけど、
乗れなくなる可能性はゼロではない。
そのためにカヴァーキャストとか、マネージャーとか、
バックアップの体制が整っている訳で。
つまり、チケットの値段には、
カヴァーキャストのギャラやマネージャーの給料も
反映されている訳で。
お客さんとしては、
チケットは安い方がいい訳で。
お客さんとしては、お目当ての人を楽しみに
劇場に足を運ぶ訳で。
そのために時間を使い、そのためにお金を使い、
そのために・・・エトセトラな訳で。
私はどうする? ・・・と、考えてるなう。