オペレッタ『こうもり』を某所で堪能したのですよ。
休憩中に隣席の方が熱く語っていらっしゃって、
それがとても同感できるお話だったので、
ウンウンと心の中で頷きながら
聞き耳を立ててしまいました。
特に共感したのはBruderleinの件。
♪互いに手を取り、みな仲良く慎ましく♪
訳詞がプロダクションによって違いますが、
概ね『人類みな兄弟』的なことを歌います。
……って、表現が乱暴すぎ?
その方は続けられました。
変な話、いかにもイスラム教徒な風貌な人や
どう見てもお坊さんな人が存在して欲しい、
男装家や女装家や同性愛者も存在して欲しい……と。
そうだよね。
私は……たぶん他の音楽家も、
このシーンは音楽で感動させたいと思うし、
拍手がくると嬉しいシーンです。
音楽の力で、人は一つになれるってことを
実感して欲しいんだ。
歓喜の歌もそうですが。
人類みな兄弟、
みながみな、笑って握手して、
同じ音楽を楽しめることが一番だと思います。