マッチ以前の着火具やマッチラベルコレクションの展示を見てきた。
マッチ以前は、火打ち石と火打ち金で火花を起こし、それで種火を作っていたとのこと。
日本にマッチがもたらされた頃は、開港後といわれ普及するにつれ、携帯する為のケースも
登場。細かい彫刻が施されていいる海外のマッチケースが展示されていて素敵だった。
それから、マッチが日本の重要輸出品のひとつだった事を初めて知った。しかし、その製造に
従事しているのは、貧困層で女性や子供、体の不自由な人の働き口になっていた。
日清戦争後、たばこの需要が伸び、激しい販売競争が起こった。その販促用に「たばこマッチ」と呼ばれていた。
たばこマッチのラベル
マッチラベルは、国内販売用、時局物、輸出用などに分かれていた。輸出用は相手国の喜びそうなデザインだったとか。
どれもそのデザインがおしゃれで、ずっと見ていて飽きないくらい面白いものばかりだった。
中華民国成立を祝うデザイン
インド輸出用
めでたい!!