この映画を今回の台湾旅で見ることが出来た(まだ上映されているか心配だったので見られて嬉しかった。)
上の写真は、映画館に卓上カレンダーが置いてあったのでもらってきたよ。
車の事故で妊娠中の妻を亡くした石頭演じる男性と婚約者を亡くした林嘉欣演じる女性。
これから子供が産まれる、結婚して新しい生活が始まる・・・そんな素敵な未来が待っていたのに、突然、ほんとうに突然
【愛するもの】を失ってしまった悲しみは、はかり知れない。
周囲がいくら慰めても、それさえなかなか受け入れられないのだと思う。初七日など様々な儀式を経て気持ちも段々と落ち着いて
きたのかなと思いきや2人それぞれ「死」を選択しようとしたり。
ヒロインが婚約者が着ていた洋服を彼の弟に届け、その弟が兄のジャケットを羽織って泣いているのを彼女が目撃し、2人抱き合って
号泣するシーン。それまで、彼女は人前で涙を見せず、一人で泣いていた。彼女は、自分なりに婚約者の死をどうにか受け入れようとしていたのかも知れない。それが、そのシーンでは声を上げて泣ていた。私は「やっと泣けて良かったね。」って言ってあげたい気持ちになった。
石頭は、すっかり役者さんだった!!