読み進めていくうちに苦しさ、おぞましさ、怒りなどがごちゃ混ぜになって何度読むのを辞めようと思ったか・・・。
房思琪は、同じマンションに住む李國華という名の塾講師の家で勉強を教えてもらっている。そしてその講師に強姦されてしまう。その後も2人は関係を続けていく。それは、思琪は彼を愛していたから。私は、彼女に対して常に「どうして?」と思ってしまった。
李國華は、彼女の他にも未成年に手を出している。彼は、塾講師仲間とシンガポールに出かけるのだが、そこで講師たちは
自分たちの遍歴自慢をする(もちろん、未成年者と関係した自慢話!!)。ここのくだりは吐き気がした!!
思琪の最後もあまりにも悲劇的だった。
気持ちが重くなり、読み終わった時には大きなため息をついてしまった。
他にも色んなことを感じたので書きたいと思ったがちょっとまとまらない。
彼女が「この物語は事実を元にしたものである。」と書いたので、物語の主人公は林自身ではないか?と台湾で
騒がれた。また林奕含は、この作品が出版されて2か月後に自殺をしている。
インタビューがyoutubeに上がっていた。
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