【霊告月記】第四十五回 今アジアで一番過激な政党「めだか党」政見放送
※パソコン故障のため一回休載しましたが、完全復旧。今月より連載再開致します。
】 霊告 【 めだかの学校は川の中・・・誰が生徒か、先生か?
哲学者の鶴見俊輔さんは「めだかの学校」の唱歌が大好きだそうだ。この唱歌に含まれている「誰が生徒か、先生か?」という歌詞がたいそう素晴らしいから、というのがその理由である。
鶴見俊輔 1922-2015
なるほど。民主主義とは人民支配のことだ。人民支配という言い方はちょっと固いので、民衆支配でも市民支配でもいいのだが、要は、支配されるのも民衆なら、支配するのも民衆でなくてはならない。これが民主主義であろう。ならば、「誰が生徒か、先生か?」の歌詞は、「誰が支配されている人で、誰が支配している人でしょう? どんどん交替するのね。いいかも!」と解釈することが可能となる。「めだかの学校って理想的な学校じゃなくない?」という結論にすばやく到達するのだ。われらの哲学者は、「めだかの学校」の唱歌に、民主主義の精神を読み取ったわけである。
鶴見俊輔は、民主主義に関してだけではない、アジアの民衆が獲得すべき歴史認識=開かれたナショナリズムについても、「民魂」という概念を駆使して、こんなに分かりやすく説いている。
「それぞれのくにの民衆が、それぞれの道を歩いてきた。その伝統を民魂と考えるならば、日本に独自の民魂があり、それを支えとして未来を考えることは、他のくにぐにに民魂があることを否定することにはならない。そう考える時、それは、日本国民であることをやめないままに、ちがうくにぐにの民魂と対話する道をもさがすことができる」。(講談社学術文庫版・橋川文三『昭和維新試論』「解説/鶴見俊輔」313P~314P)
たしかにこれは「もう一つのナショナリズム」(子安宣邦)をかんがえさせてくれる貴重な発言というべきであろう。それでは、お待たせしました。今アジアで一番過激な政党「めだか党」を紹介致します。どなたさまも心してお聞きください。
【めだか党 政見放送】日本選挙区【川野 めだ子】さんの政見放送です
めだか党代表 川野だめ子 33才
めだかの学校党(略称・めだか党)は、現状の日本とアジアを、ぜんぶぶっ壊す! 日本もアジアもぜんぶぶっ壊す! めだかの学校は川の中にある。日本もアジアも川の中に沈めよう。みんなで沈めば、怖くない!!! では、めだか党の代表めだ子が歌うたいます。だめ子じゃないですよ、めだ子です。まちがえないで下さいよ、管理人さん!
めだかの学校は 川の中
そっとのぞいて みてごらん
そっとのぞいて みてごらん
みんなでおゆうぎ しているよ
めだかの学校の めだかたち
だれが生徒か 先生か
だれが生徒か 先生か
みんなで げんきに 遊んでる
めだかの学校は うれしそう
水に流れて つーいつい
水に流れて つーいつい
みんなが そろって つーいつい
(めだかの学校:茶木滋作詞・中田喜直作曲)
めだか党は、現状の日本とアジアを、ぜんぶぶっ壊す! 日本もアジアもぜんぶぶっ壊す! めだかの学校は川の中にある。日本もアジアも川の中に沈めよう。みんなで沈めば、怖くない!!!
・・・今アジアで一番過激な政党と噂されるめだか党の政見放送でした。川野めだ子に清き一票を!ご清聴ありがとうございました。
爆笑【N国党 政見放送】埼玉選挙区【佐藤 恵理子】さんの政見放送です
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