横になってから2ヶ月余り経ちました。一切エサを摂っていないので脂肪でパンパンだった腹部もいくらか平らになりました。水底に接している胸鰭の糜爛と眼球表面の白濁以外はきれいで感染は認められずまだまだ残された脂肪が燃え尽きるまであとしばらくかかりそうです。
マナグですが日に日に鱗の脱落範囲が増えていることから、私の見ていないところで発作を起こしているのではと思っていましたが今日目の前で癲癇様の発作が起きました。時間にして4～5秒ですがまさに暴走という感じで上部フィルターのストレーナーにぶつかって上部フィルターが動くほどでした。平常時に体を90度に起こしているのも困難になってきており傾いています。もう長くはないでしょう。
反対側の右側面も同様です。
オルナータムがとてもリラックスした姿を見せてくれました。バーティカルラインが消え、不規則なあばた模様の黒斑が出ているのがそのしるしです。
以前から時々水底に鱗が落ちていることがあり、何かに驚いて上部フィルターのストレーナーにぶつけたのかと思っていました。今回、左側面の鱗が7～8枚脱落し上部フィルターがずれていました。90cmの上部フィルターがずれるのには相当な力がかかったものと思われます。これで思い出したのが以前飼育していたマナグが30㎝を超えたころから急にパニックを起こしたように暴れた後、痙攣を起こすという症状が出てきてそれが頻繁に起こるようになりついには体の自由が利かなくなり衰弱死という経過を辿ったことです。このジャガーマナグも癲癇様発作を起こしたのかもしれません。
シクラソマ飼育で最も楽しいのは育ち盛りの魚の成長を見ることです。このグリーンサウスも毎日激しくエサをねだり目に見えて大きくなっています。並サウスの場合この時期はエサが過ぎると消化器障害を起こして頓死することがあるのですが、この個体に限るのか分かりませんが少々エサを与えても大丈夫で体質の強さがうかがえます。
