残卵も全て排出できたようで旺盛な食欲が復活し、動きにもキレが出てきて完全に回復したと言えましょう。よかったよかったです。
体形から見るとパラクロミス属の中でもスリムで遊泳力がありそうで流れのある比較的水温低めを好みそうなのに、この夏最も調子が良かったのがモタグで、とにかくよく食べました。新しい水が大好きなので換水直後からしきりにエサをねだります。満6歳で腰が曲がってきていますが成長は続いていて予想以上に育ってくれて40㎝オーバーも射程に入ってきました。
成長は順調なのですがビビりがひどく、エサを食べ終わるとさっさとストレーナーの陰に隠れてしまいます。若魚によくみられる一時的なものだといいのですがきれいに育っているだけにベタ馴れしてその姿をいつも見ていたいものです。
水温が上がってからよくエサを食べるようになったリオンジィですが、1日にビッグカーニバルを6~7個食べるのですが一向に肥ってきません。やはり腫瘍に栄養分を取られているのでしょうか。溶けたように委縮した腹鰭も回復することなくそのままで、またビッグカーニバルを食べ終わるころには非常に呼吸が荒くなることから腫瘍も増大しているのでしょう。
この個体は並サウスらしく強いメンタルをもっているので物怖じせずに食欲の権化のようにエサをねだります。ようやく♂らしくまた、大人びてきました。
隣人のセベラムも気性が荒いのでよく張り合っています。