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古文書の初歩の学習

第五十三章 賣渡し申杉桧之事 其の十五

2015年11月07日 06時32分16秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「賣渡し申杉桧之事」第四頁、上の氏名欄全て

 

解読  右同断  利右衛門   右同断  幸右衛門

     右同断  善右衛門   右同断  条右衛門

     右同断  善蔵      右同断  常右衛門

     右同断  藤蔵      右同断  定次郎

    安永八年亥十二月    右同断  幸助

読みは省略 

解説 「右同断」・・・右に同じ理『ことわり』・・・(右に同じ理屈・筋道)と言う意味の「理」を「ことわり」と読んで、それが「断」という文字を使って(ことわり)と読んでいたものですが、いつとはなく『どうだん』と読む様になった言葉です。(説明している事が理解出来ますか。) 「何何右衛門」という名前が多いですが、「衛」という字はほとんど見えません。「点」のような形になります。 「常」という字の崩し方は、形で覚える。 「安永八年」は一七七九年です。