「賣渡し申杉桧之事」第四頁、上の氏名欄全て
解読 右同断 利右衛門 右同断 幸右衛門
右同断 善右衛門 右同断 条右衛門
右同断 善蔵 右同断 常右衛門
右同断 藤蔵 右同断 定次郎
安永八年亥十二月 右同断 幸助
読みは省略
解説 「右同断」・・・右に同じ理『ことわり』・・・(右に同じ理屈・筋道)と言う意味の「理」を「ことわり」と読んで、それが「断」という文字を使って(ことわり)と読んでいたものですが、いつとはなく『どうだん』と読む様になった言葉です。(説明している事が理解出来ますか。) 「何何右衛門」という名前が多いですが、「衛」という字はほとんど見えません。「点」のような形になります。 「常」という字の崩し方は、形で覚える。 「安永八年」は一七七九年です。