古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第五十八章 「乍恐奉願口上書付」 其の三十九

2016年02月13日 08時35分18秒 | 古文書の初歩

 

 

 

 

 

 

「乍恐奉願口上書付」第九ページ、上の0行~一行目

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解読 欠行目 からぬと大イニ間違之言分ニ而、私大ニ

    一行目 腹立仕、彼是口論ニ相成腹立之

読み 欠行目 借らぬと大いに間違いの言い分にて、私大いに

    腹立ち仕り、彼是口論に相成り、腹立ちの(侭)

 

説明 「からぬと」・・・(約束の無い金は)借らぬと。 「大いに間違いの言い分にて」。 「私大に」・・・私はたいへん。 「腹立て仕」・・・腹が立ち。 「彼是」・・・かれこれ。あれやこれやと。 「口論ニ相成」・・・言い争いに成り。 「腹立之侭」・・・腹を立てたまま。