かまくらdeたんか 鹿取未放

馬場あき子の外国詠、渡辺松男のそれぞれの一首鑑賞。「かりん」鎌倉支部の記録です。毎日、更新しています。

渡辺松男の一首鑑賞 1の36

2020-06-09 17:05:05 | 短歌の鑑賞
    改訂版渡辺松男研究4【地下に還せり】(13年4月実施)
      『寒気氾濫』(1997年)12~
      参加者:崎尾廣子、鈴木良明、曽我亮子、鹿取未放
       司会と記録:鹿取 未放(再構成版)

              
36 吹きつくる風のかたちとなりはてし岳樺(だけかんば)なお生きて風受く

 ★評者の受容というのがいいですよね。負けてる訳でもないし、受け入れている
  というところが。そういう形にされてしまったというと辛いものになるけど。
  ニーチェなんかも結局は病気を受容したのだと思う。(鈴木)



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする