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高田世界館にて 上映後の監督挨拶あり 三月四日に見ました
ネットより
「22年目の告白 私が殺人犯です」「SR サイタマノラッパー」シリーズの入江悠監督によるオリジナル脚本作品。
大森南朋、鈴木浩介、桐谷健太の主演で、入江監督の地元である埼玉県深谷を舞台に地方都市特有の暗部を描いていく。
高校時代に行方をくらました長男の一郎、市議会議員を務める次男の二郎、デリヘルの雇われ店長をしている三男の三郎。
三兄弟はまったく世界の異なるそれぞれの道を生きてきた。兄弟の父親が亡くなり、失踪していた一郎が30年ぶりに突然帰ってきたことにより、
三兄弟の運命が交じり合い、欲望や野心、プライドがぶつかり合う中で、三兄弟を取り巻く事態は凄惨な方向へと動いていく。
大森、鈴木、桐谷がそれぞれ長男、次男、三男を演じるほか、篠田麻里子が次男の妻役で出演。
チラシ文・・・閉鎖的で救いのない地方都市ー 土地 家族という逃げられない悪循環が男たちを狂わせる と書いてある
凄い俳優さん三人が主演 楽しみにしていたら なんと任侠映画でした。。 闇よ 裏・・・あぶない世界の話だった
特に桐谷健太がすごかった。。 極限の痛み表現。。 すごいわ 私はあんまりヤクザ映画見ないけど そのせいか斬新だった。。
ビジランテとは自警団の意味らしい 火の用心と外国人に対する自警組織が出てくるんだけど 変な歌うたうし 受け身の練習したり・・・でも
これがまた 大きな意味のある集団でした ここで外国人と対立する若者いるんだけど その俳優さんが光っていたわ。。
自分ではどうしようもない 運命というかそうゆうものに 抗いつつ でも巻き込まれてしまう 三兄弟の生きざま。。
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上映後の監督舞台挨拶 本当にこの方が監督。。。? みたいな風貌の入江悠監督。。
撮影時の裏話なんか聞いていて 寒かったんだな・・・・デリヘル嬢役の女優さんたち 凍えてたんじゃない!!とか思っていた
三兄弟の生きざま 子供のころは仲良くても 大人になりだんだんと他人になっていく様を表現したいと思っていた 自分の故郷で撮った 何もない所だが 鉄塔が故郷の象徴。。
主演ではないが個性的な役者さんを使うことができ よかった そんな話だったかしら
すごかったのは 質問者の皆さん 詳しいのよ 出演者の説明とか表現の仕方とか・・・ネタばれするけど書くね
桐谷演じる三郎がヤクザ抜けたいって言った時 手にクギを刺されるんだけど それがこの土地から逃げられない呪縛の表現か? とか
二郎の奥さん役の篠田麻里子の意味深な行動をすべて見せなかった意味・・・見るほうの想像にまかせる・・・それがよかった と思う とか あとラッパーの人の起用が良かったとか
すごくいい質問が飛び出したのよ その質問者もバラエティーに富んでいて 監督の知り合い 映画館を旅する若者 監督の熱烈なファン・・・
私は任侠映画・・・・ちょっと×なんだけど 舞台挨拶でこんなに盛り上がったときに 映画をみれて 幸運でした
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世界館の入り口に 映写機が展示されていました