AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

「憑き物が落ちたように」前編

2018年12月10日 | やんややんやの日常
実は、先週私は救急車沙汰になりまして。

出先でお腹(胃)がキリキリと痛みだし、
もはや歩けないほどになったのでタクシーに乗り込みましたが、
途中で「もう、だめだ」という状態になって、
運転手さんに救急車を呼んでもらったのでした。

今年の六月に起きた症状と同じもので、案の定「急性胃腸炎」でした。(・・・と思う)

陣痛の痛みというのは、リズムがあるし、
「赤ちゃん誕生」と共に終わりを告げるわけですが、
この胃腸炎というのは、延々と続く痛みも半端なく、
出産と違って終わりが見えないという、まさに「エンドレスな地獄」なのです。

病院に運ばれて、何やらやたら陽気な先生がやってきて、
「これすぐ効くからね!」とすんごい笑顔で言われて、
藁をも掴みたい私にとっては「神様降臨」と思われたのも束の間、
点滴でもってその「すぐ効くはずの痛み止め」・・・・


効かねーじゃんか、ヤブ医者!!!


寒くてブルブル震えるは、
全然地獄の痛みは和らがないは、
ポタポタとゆっくり落ちてゆく点滴を呪い、
看護師さんは知らんぷりだし、
人間、痛みのどん底にいると「世界が私を見放した」と思うのだ。

ベッドは硬いし、点滴も効かないし、
「とにかく薬をもらって早く家のベッドに横たわりたい」と、
先生に帰宅志願して、帰してもらうことにした。

自分が処方した「すぐ効くはずの点滴」が効かないというのに、
「んなはずない」と、どうも納得がいかなかったらしく、
ついには「最近、気のせい○○っていう病気もあるから調べてみて」とか言い出し、
「それからこれが2回目なのなら一度胃カメラ飲んだ方がいいね。
初期の胃ガンが見つかるかもしれないし」って、
陽気なキャラのまま、更に私を苛立ちと不安のどん底に陥れた。


麻酔が入っているという強力な胃薬を処方してもらい、
痛みに苦しみながら薬局に行き、速攻その薬を飲み、
タクシーで家に帰り、速攻でベッドに入った。

私は「世界に見放された」まま、その後、4時間痛みの地獄を彷徨う。


効かねーじゃんか、ヤブ医者!!!(再び。)


4時間経って、2回目の薬を飲む。
そこでようやく世界は私に手を差し伸べてきてくれたのである。

次の日はヨレヨレであったが、
前日の地獄の痛みが収まっただけでもありがたや。今度は下腹部が痛み出して、
午後に近くの病院に行ったが、触診で問題なく、
「よく調べないとわかりませんね」と冷たく帰されたが、
その痛みも次の日に収まった。

がしかし。
ここで終わらなかったのだ。


つづく。


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