AYUKO Soul Quest. "スピってるがフィジってる"

元気になってくれ。
自分にときめいてくれ。
そして愛を見つけてくれ。

「憑き物が落ちたように」後編

2018年12月19日 | やんややんやの日常
がしかし。
ここで終わらなかったのだ。

つづき


そして、その数日後、
あり得ない胃の痛みと共に再び救急車沙汰となり、
精密検査の結果・・・

前編あの終わり方でご心配かけましたが、・・・とはならず。(
なってたら今頃はこのような投稿ができるような状態ではないであろう)

現在、身体は元どおりピンピンしているが、
今年二回目ということで本気で今後の健康(食生活とか運動とか)について
留意しなければいけないと思っているし、
胃カメラも年内に飲んでおこうと思っている。


何が終わらなかったかって、
次の日から私は近年稀に見る「心のどん底」に落ちたのである。
人間身体が弱っていると、心も弱るもの。
とは言え、ある日を境に真っ逆さまというのも、
よほどの大事件がない限りあまりない。

とにかく、心のどん底なわけであるから、
ネガティブ最上級なのだ。
(心の中で)己の人生を罵り、
己の人生に存在してくれている人々すらをも罵り、
「何のために生きてんだ」とか「これからどんな喜びが待ってんだ」とか、
これまでの意気揚々とNEW HORIZONを目指していた自分は
ただの幻想だったのではないかと思うほど、
私は「別の人」になってしまった。
というか「別の私」が現れ、そいつは怒りまくってて、ひたすら毒を吐いていた。

そして、私は全てのやる気を失ってしまった。
疲れ果ててしまった。
「このままひどい鬱病になってしまうのだろうか」とも思った。
「身体を壊す。身体に出る。」という現象を、
私はいつも「天からの最終手段としての警告」として捉える。
強制終了というかね。「今すぐやめろ。止まれ。」っていう。
じゃあ、「何を」やめろってことなんだっていうのは、
だいたい薄々本人は気づいていたけど、スルーしていたことだ。

心のどん底の最初の三日間、私は「眠り病」になった。
眠くて眠くて、どんなに寝ても眠かった。
だから、私はひたすら寝た。
ついには私の思考までも強制停止されてしまったのだ。

眠り病が治ると、ようやく私はこれまでの自分を
冷静に振り返ることができるようになってきた。

思えば・・・

続後編へとつづく。(やっぱまだ終わらないっていう)




歌手AYUKOのページはこちら♪

「憑き物が落ちたように」前編

2018年12月10日 | やんややんやの日常
実は、先週私は救急車沙汰になりまして。

出先でお腹(胃)がキリキリと痛みだし、
もはや歩けないほどになったのでタクシーに乗り込みましたが、
途中で「もう、だめだ」という状態になって、
運転手さんに救急車を呼んでもらったのでした。

今年の六月に起きた症状と同じもので、案の定「急性胃腸炎」でした。(・・・と思う)

陣痛の痛みというのは、リズムがあるし、
「赤ちゃん誕生」と共に終わりを告げるわけですが、
この胃腸炎というのは、延々と続く痛みも半端なく、
出産と違って終わりが見えないという、まさに「エンドレスな地獄」なのです。

病院に運ばれて、何やらやたら陽気な先生がやってきて、
「これすぐ効くからね!」とすんごい笑顔で言われて、
藁をも掴みたい私にとっては「神様降臨」と思われたのも束の間、
点滴でもってその「すぐ効くはずの痛み止め」・・・・


効かねーじゃんか、ヤブ医者!!!


寒くてブルブル震えるは、
全然地獄の痛みは和らがないは、
ポタポタとゆっくり落ちてゆく点滴を呪い、
看護師さんは知らんぷりだし、
人間、痛みのどん底にいると「世界が私を見放した」と思うのだ。

ベッドは硬いし、点滴も効かないし、
「とにかく薬をもらって早く家のベッドに横たわりたい」と、
先生に帰宅志願して、帰してもらうことにした。

自分が処方した「すぐ効くはずの点滴」が効かないというのに、
「んなはずない」と、どうも納得がいかなかったらしく、
ついには「最近、気のせい○○っていう病気もあるから調べてみて」とか言い出し、
「それからこれが2回目なのなら一度胃カメラ飲んだ方がいいね。
初期の胃ガンが見つかるかもしれないし」って、
陽気なキャラのまま、更に私を苛立ちと不安のどん底に陥れた。


麻酔が入っているという強力な胃薬を処方してもらい、
痛みに苦しみながら薬局に行き、速攻その薬を飲み、
タクシーで家に帰り、速攻でベッドに入った。

私は「世界に見放された」まま、その後、4時間痛みの地獄を彷徨う。


効かねーじゃんか、ヤブ医者!!!(再び。)


4時間経って、2回目の薬を飲む。
そこでようやく世界は私に手を差し伸べてきてくれたのである。

次の日はヨレヨレであったが、
前日の地獄の痛みが収まっただけでもありがたや。今度は下腹部が痛み出して、
午後に近くの病院に行ったが、触診で問題なく、
「よく調べないとわかりませんね」と冷たく帰されたが、
その痛みも次の日に収まった。

がしかし。
ここで終わらなかったのだ。


つづく。


歌手AYUKOのページはこちら♪