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葵徳川三代 第11回 天下分け目

2012-03-24 21:47:42 | 葵徳川三代(2000)
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■冒頭解説
城攻めを得意としたのは秀吉。家康は野戦が得意だった。

 

西軍大垣城、東軍赤坂村で対峙することほぼ半月。9月14日には、西軍の島左近が東西の中間にあった杭瀬川の戦いで約30の首をあげる。

ついに大津城は開城。家康は、秀忠を見限り、敵を野戦に引き釣り出すことを決意。明朝家康が佐和山城を攻めると言いふらせよと命じる(西軍を大垣城から出すため。佐和山城にはこの位置からは関ヶ原を通らないと行けない)。

西軍は、島津、宇喜多らが夜襲をかけて家康の本営を襲うべきというが三成は夜襲案に反対。その間、大谷吉継は小早川の陣所を尋ね、秀頼15歳となるまで秀秋を関白にすること、稲葉正成、平岡頼勝に領地を与えることなどを約す(しかし、この時既に小早川、稲葉らは家康と内通しており、どちらを取るかは小早川次第)。

両軍は雨の中夜間の移動を開始し、関ヶ原に陣取る。東軍は、福島正則が先陣を狙っているが、家康は、松平忠吉、井伊直政に先頭を勤めることを申し付けている。豊臣子飼いの大名たちの戦力で戦う以上、合戦の火蓋はなんとしてでも徳川の直臣が取らねばならない。

午前8時、合戦の火蓋は切って落とされる。両軍の激しい闘争で戦況は一進一退。勝っているのか負けているのか分からないとして家康は前進を選択(津川家康、戦好きのじいさんを好演)。

島左近、砲弾に倒れる。毛利勢は山を降りたいのだが、前に構える吉川広家がこれから弁当をつかうといって動かない(有名な「宰相殿の空弁当」。

島津は島津で、援軍の依頼が馬上からであったことを無礼として援軍に出ない。小早川は、山を降りろとの東軍の要請にもまだ動かない。


■ドラマ観戦記

本作の関ヶ原の戦闘シーンは、多分本当に人数をかけているのだろうと見える。それは買う。さすがNHK。しかし、各戦隊によって武器がまったく異なるというのはどういうことなんだろう。宇喜多vs福島は槍主体の正面決戦、京極隊は馬上武者ばかり、細川隊はまずは弓。三成隊は砲撃していた。島左近の隊には馬防策があった。作っておいた? なにかこういう資料があるのだろうか?

各武将の兜がそれぞれ奇抜そのものなのはある程度実証的に正しいのだとは思うけど、この番組ほどだったのだろうか・・・。仮面ライダーの世界のようなのだが。どのぐらい実証的なのか、いつか調べたい。

勝野洋さんの井伊直政が素敵すぎる。『太平記』の赤橋守時もよかったが井伊直政もいい。カッコいい!

■史実まわり

大垣城を出てしまった三成の行く手

 


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