東芝「廃炉に10年半」 東電に計画案、期間短縮(朝日新聞) - goo ニュース
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同じく原子炉を製造した日立製作所やゼネラル・エレクトリック(GE)も共同で廃炉案を検討中で、近く東電と経産省に提出する予定。東電と経産省は、これらの案をもとに廃炉計画を固めることになる。
東芝案は、事故発生から半年後に原子炉内が安定的な冷却状態になると想定した。この間にがれき撤去も進め、廃炉へ向けた作業環境を整える。続く5年間で原子炉圧力容器内の燃料棒や、貯蔵プールの使用済み核燃料を取り出し、別の容器に密閉して撤去する。
米スリーマイル島(TMI)原発事故では核燃料の取り出しに11年かかったが、東芝は「法的な手続きや対策検討に時間を要した。いまは遠隔操作による作業など技術革新もある」(関係者)とし、技術的には5年で可能とみている。ただ、核燃料や解体後の廃棄物の処分の問題を解決することが5年の前提。政府は政治的決断を迫られる。
次の5年間では、すべての機器や設備を撤去。土壌改良も進めて更地にし、建設前の状態に近づける。
東芝案は、東電の要請を受け、東芝子会社のウェスチングハウスや、TMI原発事故で廃炉処理を担った米エンジニアリング大手が加わって作成。TMI原発は炉内の汚染物質の除去までに約14年かかったが、東芝はその経験を生かして期間短縮できるとみている。
国内では、中部電力の浜岡原発1、2号機が09年度から廃炉作業に入り、法的手続きを踏んだうえで36年度の完了を目指している。(野村周、大宮司聡)
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福島原発の廃炉作業に最長100年…英科学誌(読売新聞) - goo ニュース
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同誌は、1986年に国際的な尺度でレベル7の大事故を起こしたチェルノブイリ原発では、放射性物質の汚染除去などの作業が、2065年まで続く見通しだと指摘。東芝などが作った10年計画の廃炉工程表に言及し、実現性に疑問を投げかけている。
57年に火災事故を起こした英セラフィールド核施設では一時、作業を中断したため、放射線量が下がり、計画を練る余裕ができた。同施設の元幹部は同誌に「封印し、百年がかりで」と提言している。
米スリーマイル島原発の撤去・除染作業にかかわった専門家は、炉ごとにクレーンを備えた建物を作り、炉内作業用ロボットを用意するなどで、準備だけで数か月はかかるとしている。
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どっちも専門家の主張だし、100年必要と言われれば、そんなもんだろうとも思うし、10年でできると言われれば、できるに越したこたぁないと思う。
ただまぁ申し訳ないけど、10年で更地になりましたって言われても、そこに住みたいとは思わないだろうし、そこで採れた野菜やら米やらは、食卓に並んで欲しくないと思ってしまう。
まずは、この手(↓)の話題が出なくなることが第一だろ?
4号機使用済み核燃料、一部損傷か…ヨウ素検出(読売新聞) - goo ニュース
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12日に初めて採取したプール水の成分を分析したところ、通常時のプール水からは検出されない放射性ヨウ素などが検出された。
損傷の原因は、電源喪失でプール水の循環冷却機能が停止し、プール水の蒸発が進んで燃料が一時的に露出した可能性などが考えられるという。東電は「放射能濃度の数値自体はあまり大きくないので、損傷は一部に限定される」と説明する。現在、プールには生コン圧送機で注水し、燃料は水面下に沈んでいる。
検出されたのは、放射性ヨウ素131が1立方センチ・メートルあたり220ベクレル、セシウム134が同88ベクレルなど。4号機は地震発生時に定期検査中で運転していなかったため、原子炉の冷却に問題はなかったが、15日に爆発音に続き火災が発生した。東電は1、3号機同様に水素爆発が起きた可能性を否定できないとしている。
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2011年4月8日(金)03:40
福島第一原発の原子炉を製造した東芝が、同原発1~4号機の廃炉案を東京電力と経済産業省に提出したことが7日、分かった。廃炉には一般に30年かかるとも言われるが、東芝案は技術的には10年半で可能としている。早ければ2021年にも完了する見込みだ。同じく原子炉を製造した日立製作所やゼネラル・エレクトリック(GE)も共同で廃炉案を検討中で、近く東電と経産省に提出する予定。東電と経産省は、これらの案をもとに廃炉計画を固めることになる。
東芝案は、事故発生から半年後に原子炉内が安定的な冷却状態になると想定した。この間にがれき撤去も進め、廃炉へ向けた作業環境を整える。続く5年間で原子炉圧力容器内の燃料棒や、貯蔵プールの使用済み核燃料を取り出し、別の容器に密閉して撤去する。
米スリーマイル島(TMI)原発事故では核燃料の取り出しに11年かかったが、東芝は「法的な手続きや対策検討に時間を要した。いまは遠隔操作による作業など技術革新もある」(関係者)とし、技術的には5年で可能とみている。ただ、核燃料や解体後の廃棄物の処分の問題を解決することが5年の前提。政府は政治的決断を迫られる。
次の5年間では、すべての機器や設備を撤去。土壌改良も進めて更地にし、建設前の状態に近づける。
東芝案は、東電の要請を受け、東芝子会社のウェスチングハウスや、TMI原発事故で廃炉処理を担った米エンジニアリング大手が加わって作成。TMI原発は炉内の汚染物質の除去までに約14年かかったが、東芝はその経験を生かして期間短縮できるとみている。
国内では、中部電力の浜岡原発1、2号機が09年度から廃炉作業に入り、法的手続きを踏んだうえで36年度の完了を目指している。(野村周、大宮司聡)
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福島原発の廃炉作業に最長100年…英科学誌(読売新聞) - goo ニュース
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2011年4月13日(水)18:04
【ワシントン=山田哲朗】英科学誌ネイチャー(電子版)の最新版は、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉作業に数十~百年かかるとする記事を掲載した。同誌は、1986年に国際的な尺度でレベル7の大事故を起こしたチェルノブイリ原発では、放射性物質の汚染除去などの作業が、2065年まで続く見通しだと指摘。東芝などが作った10年計画の廃炉工程表に言及し、実現性に疑問を投げかけている。
57年に火災事故を起こした英セラフィールド核施設では一時、作業を中断したため、放射線量が下がり、計画を練る余裕ができた。同施設の元幹部は同誌に「封印し、百年がかりで」と提言している。
米スリーマイル島原発の撤去・除染作業にかかわった専門家は、炉ごとにクレーンを備えた建物を作り、炉内作業用ロボットを用意するなどで、準備だけで数か月はかかるとしている。
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どっちも専門家の主張だし、100年必要と言われれば、そんなもんだろうとも思うし、10年でできると言われれば、できるに越したこたぁないと思う。
ただまぁ申し訳ないけど、10年で更地になりましたって言われても、そこに住みたいとは思わないだろうし、そこで採れた野菜やら米やらは、食卓に並んで欲しくないと思ってしまう。
まずは、この手(↓)の話題が出なくなることが第一だろ?
4号機使用済み核燃料、一部損傷か…ヨウ素検出(読売新聞) - goo ニュース
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2011年4月13日(水)21:59
東京電力は13日、福島第一原子力発電所4号機の一時貯蔵プール内に保管されていた使用済み核燃料の一部が損傷しているとみられると発表した。12日に初めて採取したプール水の成分を分析したところ、通常時のプール水からは検出されない放射性ヨウ素などが検出された。
損傷の原因は、電源喪失でプール水の循環冷却機能が停止し、プール水の蒸発が進んで燃料が一時的に露出した可能性などが考えられるという。東電は「放射能濃度の数値自体はあまり大きくないので、損傷は一部に限定される」と説明する。現在、プールには生コン圧送機で注水し、燃料は水面下に沈んでいる。
検出されたのは、放射性ヨウ素131が1立方センチ・メートルあたり220ベクレル、セシウム134が同88ベクレルなど。4号機は地震発生時に定期検査中で運転していなかったため、原子炉の冷却に問題はなかったが、15日に爆発音に続き火災が発生した。東電は1、3号機同様に水素爆発が起きた可能性を否定できないとしている。
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