用之必勝!?

偏ってますけど、反面、何でも「あり」ってこってす。 ぽりしぃ薄いッスけど、とりあえず、「横浜」贔屓です。

結果が出るのは悪くない

2011年04月17日 23時15分05秒 | 放射能?
 米国製ロボット、水素爆発の建屋内を調査(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)21:45
 東京電力は17日、遠隔操作できる米国製ロボット2台を使い、福島第一原子力発電所3号機の原子炉建屋で、内部の撮影に成功した。
 水素爆発が起きた後、3号機の原子炉建屋内を調べるのは初めて。
 米アイロボット社から提供を受けたロボットは、放射線量などの計測器を備えている。作業員が建屋の外で、ロボットのカメラが撮影した映像を見ながら遠隔操作。ロボットは延ばすと1・8メートルになるアームで建屋の扉のハンドルを回して内部に入った。
 原子炉の安定化には建屋内の配管や配線の修理作業が欠かせない。東電は、ロボットが計測した放射線量や酸素濃度などのデータを精査中で、作業員が建屋内にどれくらいの時間、滞在できるかを判断する。

 少なからず「成果」みたいなもんがあるのは、悪くない気分だ...。
 「工程表」なるものの通り、作業が進むことを期待したくなったりもする...。

第一原発、安定まで6~9か月…東電工程表(読売新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)20:35
 東京電力は17日、福島第一原子力発電所の事故収束に向けた作業計画をまとめた工程表を発表した。
 原子炉格納容器を水で満たす「 水棺 」処理や原子炉建屋をテント状に覆う応急措置などを行い、放出している放射性物質の量を大幅に低減し、安定した状態を取り戻すまでの期間を6~9か月と設定した。発表を受けて海江田経済産業相は同日、「6~9か月後を目標に一部地域で帰宅が可能か否か知らせたい」と述べ、周辺住民の避難生活の長期化は避けられないとの見通しを示した。
 工程表では、放射線量が再び増えることのない落ち着いた状態にする「ステップ1」と、放射線量をさらに大幅に減らす「ステップ2」の2期に分けた。「1」は今から約3か月後、「2」は6~9か月後の完了を目指す。各ステップで、「原子炉や核燃料貯蔵プールの冷却機能回復」「放射性物質による汚染の対策」「放射線量の監視や除染」の3課題について具体的な目標を設定した。

 被災されてる方々には申し訳ないが、どう考えても、一年に満たない期間で「安定する」ってのは、俄には信じられない。 殊に美しい工程表が提示されて、改めて「不安」を感じる。
 避難を余儀なくされている方々してみれば、半年でも長いだろうし、「一日でも早く!」って気持ちだろうけど、あの美しさが「机上の空論」に起因していないことを、切に願いたい。

「山積」実感

2011年04月17日 18時50分51秒 | 放射能?
「生きがい奪われた」「計画的避難区域」福島・飯舘村の苦難(産経新聞) - goo ニュース

2011年4月17日(日)08:00
 緑が芽吹き、道端にはタンポポが咲く。冬が終わり、ようやく待ち望んだ季節が来たはずだった。高校時代まで過ごした村の風景は、いつもと変わらない春。だが、いつもとは違う。記者の故郷である福島県飯舘村から報告する。(大渡美咲)
 東京電力福島第1原子力発電所から北西に半径30~50キロ圏にある村は、一部が屋内退避区域の20~30キロ圏に入り、自主避難などを行っていたが、高い放射線量の数値が続いているため、政府が1カ月をめどに避難を要請する「計画的避難区域」に指定する方針を固めた。水道水の飲用規制、農作物の作付けの規制など、苦難が次々と襲いかかってきた。

◆深呼吸できるか
 「この村で深呼吸できますか」。16日、計画的避難の説明に訪れた福山哲郎内閣官房副長官に農家の男性は問いただした。報道陣が会場からの退出を求められた時には「生の声を聞かせてやれ」と怒号が飛び、説明会は2時間半に及んだ。
 農業や畜産は、豊かな土と水と空気で育まれてきた。自然とともに生きてきた村の生活が、根本から崩れ去ろうとしている。だからこそ、多くの村民が「飯舘村を離れるわけにはいかねえ」と口にする。
 過疎化でも市町村合併に参加することなく、「自主自立の村作り」を掲げ、村おこしに励んできた。しかし、この未曽有の危機に、村民約6200人、それぞれが不安を抱えている。
 父(60)は昨年、長年の夢だった農業に本格的に取り組みはじめた。昨年の経験から今年は、改良した作物を作ることを楽しみにしていた。それなのに田植えの準備もできず、外に出ることもままならず、家の掃除ばかりの日々を送っている。
 野菜直売所「みちくさ」は収穫の時期を迎えているのに、シャッターが閉ざされたまま。運営者の一人、本田美代子さん(79)は「自分で作った野菜を自分で売る。お金ではない、楽しみ、生きがいを奪われた」。

◆外で遊びたい
 佐藤優菜ちゃん(9)ら3姉妹は、「放射能があるから外に出ちゃだめなんだよ」と、家の中で絵を描いたり、かくれんぼをして遊んでいる。学校も始まらず、友達とも会えない。快晴の空を見て「外で遊びたいな」と寂しそうな顔をする。
 100歳を超えた男性は計画的避難が発表された日、「長生きはするもんじゃない」と家族に告げ、足手まといになると思い詰めた末に自ら命を絶った。村の幹部は「冷害、大火災、村の危機はたくさんあったが、今度ばかりは乗り切れる気がしない」と弱音を吐く。
 1年でも手入れをしなければ、田畑は荒れる。見た目には何ら変わりない、普段通りの景色がよけいむなしさを募らせる。「10年、20年」となれば、元の美しい田園風景に戻すのは難しい。
 「こんな小さな村なくなっても誰も気にしねぇよ。国の人もみんなそう思ってんだべ」と男性はつぶやいた。
 店は少ない。夜は暗い。コンビニも1軒だけ。電車も走っていない。子供のころは不便に感じていたが、広い空が近く、穏やかな空気が流れている村に、毎年夏は帰郷していた。今年の夏も帰れるだろうか。


■東日本大震災の被害
死者    13705
行方不明者 14175
負傷者    4917
(16日午後6時現在、警察庁まとめ)

 身につまされる話だ...。

 とりあえず、この「計画的避難区域」だの「緊急時避難準備区域」だのって言葉の論拠について勉強してみた。
 右図は「外部被曝の積算線量(3月12日から4月5日までのSPEEDIによる試算値)」とのこと。 実効線量:3のピンク色の一点鎖線が10mSvってことで、屋内退避を考える一定のレベルとされている。 一応20Kmの同心円内に収まっている。
 最初からこれが提示されていれば納得できたんだろうか?
 ...ってか、事故が起きてること自体問題なんだから、何があっても、納得できる話であるはずがないよね...。
 せめて、もっともっと誠実に!対応してもらいたいものだ...。

サビシイ話だ

2011年04月17日 08時48分00秒 | 放射能?
 福島で防護服投棄相次ぐ 20キロ圏内入り脱ぎ捨てか(朝日新聞) - goo ニュース

2011年4月16日(土)15:02
 東京電力の福島第一原発近くから延びる福島県田村市の国道沿いに、使用済みとみられる防護服などが相次いで投棄されていたことがわかった。普通ゴミとして扱えない市は、東電に回収を求めるなど対応に苦慮している。
 原発から西に約30キロの田村市都路町岩井沢の国道288号脇。6日、「タイベックスーツ」と呼ばれる防護服や手袋、マスクが散乱しているのを周辺をパトロール中の市職員が見つけた。防護服は使われた形跡があり、10枚前後あった。市がいったん回収し、その後、東電の関連会社に渡した。この国道沿いでは12日にも使用済みの防護服が散乱しているのが見つかり、市は東電に回収を求めた。
 投棄された防護服は、原発構内で働く作業員が使っているのと同種のため、市は東電に「以後、こういうことがないよう徹底してもらいたい」と注意した。
 東電によると、放射能に汚染された防護服などは、事故対応の拠点である「Jヴィレッジ」(同県楢葉町)で着脱するのがルールで、「原発作業員が道路に投げ捨てることはあり得ない」(東電福島地域支援室)。だが市からの申し入れもあり、社員や関連業者に注意を喚起したという。
 国道288号は、第一原発のある双葉町から田村市を経て郡山市に通じる。このため市は、誰かが原発から半径20キロの避難指示圏に入る時に着ていた防護服などを、圏外に出てから脱いで捨てた可能性が高いとみている。避難指示圏への立ち入りは制限されているが、一部の住民が出入りをしている。
 市は288号沿いのパトロールを強化する考えだが、担当者は「普通のゴミと同じように扱うわけにはいかない。東電に対応してもらうしかない」と話す。
 市内では12日以降も、原発から三十数キロ離れた、288号につながる道路沿いに、カッパや手袋が詰まったポリ袋や靴が捨てられているのが見つかった。近くに住む男性(74)は「むやみにさわれない。放射能に汚染された衣服を投げ捨てるなんて、地元のことは何も考えていないのか」と憤る。(石松恒)

 事実だったらヒーローも地に堕ちたって話?
 頑張り甲斐のない現場に対する当てつけだったりしたら、やりきれないね...。