今の中学校は、部活がまるで「お仕事」の様に生活時間を占めている事には驚きです。
部活が忙し過ぎて、勉強している時間が取れないなんて、これから受験が有るのに、何を考えているのか分かりません。
体調を崩して、塾をお休みする子供が居るくらいです。
私は6歳の時から「芸術家」に成るのが分かっていましたから、習い事が忙しくて部活などはやった事もありません。
私の場合は、ピアノにしろ、声楽にしろ、クラシックバレエにしろ、プロに成る為に必要な訓練でしたので、苦にも無駄にもなりませんでした。
しかし、部活はなんの為にやっているのか、さっぱり分かりません。
バスケット部にしても、卓球部にしても、サッカー部にしも、プロに成れるだけの才能が有って、べつに高校も大学も勉強しなくても
「特待生」で入れるのなら勉強する必要もないでしょうが、普通の子にとっては、勉強の妨げにしかなっていない様です。
部活の顧問によっては、試合で遠征中には勉強禁止を言い渡す者まで居て、子供達は実際に不満を持っています。
あんまりひどいので、部活はやめようと考えている子達も多くいます。
でも、部活をしていないと、「内申点が悪くなる」中学も有るので、それでジレンマに陥って、真剣に悩んでいる有様です。
部活はどうでも、受験は疎かには出来ません。
どこの大学に行ったかによって、入れなくなる企業まで有るのです。
夏休みもなく、毎日毎日夕方まで練習だとか聞かされて、正直、どうなっているのか?疑問と同時に驚きです。
大した意味の無い事に時間を取られて、人生の時間は限りがあるのに、一体教師は何を考えているのか、理解出来ません。
本当に子供達の将来を考えているとは、到底信じられません。