マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

倫理研修会へ

2010年08月29日 | 行政書士奮戦記
 昨日(8月27日)、東京都行政書士会主催「倫理研修会」が「なかの ZERO ホール」で開かれ参加してきました。最近、新聞紙上を賑わす行政書士が増えてきている事態を重く見て、行政書士の職業倫理の確立を狙った、行政書士会本部の”決死”の催しで、東京都の会員を対象にした、義務的研修会でしす。

 8月も末になってから、行政書士の研修会や会合が増えていました。8月24日(火)には無料相談会があり、午後から参加しました。午後1時半、相談者の椅子席に座ると程なく、見覚えのある女性が私の前に立ちました。富士神社でのラジオ体操参加者で、文京区々議会議員の渡辺さんでした。区報にこの無料相談会の知らせが載りますから、「それを見て、お声を掛けようと思いまして。私の部屋の方にもお出で下さい」と名刺を置かれていかれました。今回の相談会には、連日の暑さにもかかわらず27件もの相談が寄せられ、相談件数が増えています。それだけ困った事態に出合う事が多くなっている現状の反映でしょか。
 
 8月25日(水)の夜には支部懇談会が。この会の第一の狙いは支部の会員の方が作成した「東京都行政書士会文京支部」のホームページの業務上の利用の仕方の研修にあり、ホームページ作成者からその使い方の説明がされました。業務に役立つ情報やその使用方法、有難い限りです。
 この会のもうひとつの目的は会員相互の自由な意見交換。参加者を3つの少人数のグループに分け、飲酒自由の雰囲気のなかで、ざっくばらんな懇談が夜8時半過ぎまで続きました。

 
 そして昨日の「倫理研修会」です。参加者は700人は超えていたでしょうか。午後1時から4時10分まで、4本の講演がありました。その中で特に私が興味を持って聞いたのは、東京都立大学名誉教授兼子仁さんの講演です。「行政書士の職業倫理と行政書士法」と題されたこの講演、大学で法律の授業を受けている感じになりました。特に司法書士法と弁護士法にも触れての部分は、行政法の第一線での研究家ならではの内容で、度々引きあいに出された「行政書士法コンメンタール」を是非読んで見ようとの思いになりました。

 研修会を終え、久し振りに元同僚のWさんと一献傾けました。「おりいって相談したい事がある」との事でしたが、深刻な話題ではなく、たまには一杯やりましょうとのメッセージだったようです。中野ブロードウェイを外れ脇道に入り、路地裏の焼鳥屋で喉を潤し、”義務”果たした開放感に浸りました。今日も暑そうですが、池袋のジュンク堂に兼子先生の本を買いに出掛ける積りです。