マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

手打ちそば『玉江』(文京食の100選 その2)

2014年01月27日 | 文京食の100選

 1月25日(土)に「源氏物語を楽しむ会」の打ち上げ会が行われた「玉江」での蕎麦懐石に皆さん大満足で、何度か感嘆の声が漏れた。

 選考委員長を岸朝子とする「食の文京100選」では、「コシヅカハム」などとともに、100店以外の特別賞に選ばれ、過去にも何度か表彰されたこの店、「完全予約制。1日1組(4人~16人程度)限定。予約待ち多数で半年以上とも。完全お任せコース」と紹介文にある。
 今を遡ること1年4ヵ月ほど前の「アド街ック天国」で駒込が登場したときにも、ランキング10数番に選ばれ、予約待ちは2年以上と紹介されていた。その番組を見たのち、家人から「楽しむ会」の最終回が2014年の1月頃になると聞いた私は、会の打ち上げに最適と判断し、早速ここへの予約を思いつき、すぐ実行に移した。
 店主は中村進さん。手打ち蕎麦歴は10数年とか。蕎麦打ち教室を開催し、ここの門下生から蕎麦打ち名人が誕生している。神明西町会の会長でもあり、文京区の「記念町会誌」作成の折に、相談することがあり、この店を訪ねたこともあったが、食するのは初めて。

 午後1時前に入店。直ぐに「御献立」が配られた。それも参加者全員のフルネーム入り。ここはアルコール類に関しては完全セルフサービス制。ビールも日本酒も冷蔵庫から自分たちで出してきて用意する。この様な仕事は、様子を知っている私の役割。乾杯の後、下の写真の献立にある料理が次々と登場した。この様な会となると、進行の方に気をとられ、いつも写真撮影が疎かになってしまう。という訳で写真添付は無し。



 蕎麦好きの私には、特に四のそばクレープ、五の早そば、十のせいろそばが嬉しくも美味しかった。クレープそばは、そば粉をクレープにして野菜を絡め、特製の味噌をまぶして頂く。早そばは、そばがきの一種。取れたてのそば粉から蕎麦を打ち上げるのを待ち切れずそのままそばがきで食するから”早そば”のネイミング。締めはせいろ。その後にはお代わりに田舎そばが出て、蕎麦打ち名人の蕎麦を3枚も食してしまった。特にせいろは色・香り・味、芸術品と言っていいほどの見事さ。
 会員全員が一言ずつ感想を述べる。闘病の為参加できない方からの手紙が読み上げられる。店主中村さんからは料理の説明がなされる。花束贈呈がある。私は記念撮影をする。かくて16時近くにお開き。
 (付記1 料理は一人5500円。ビールは中瓶が500円、日本酒は4合の久保田千寿が2000円。この日の会計は一人平均5800円だった)
 (付記2 URL http://allabout.co.jp/gm/gc/424482/ で、「玉江」の各種料理が見られる)