今、蓼科の山小屋に来ている。ここを拠点に、5月1日から2日にかけて、南信州を越えて岐阜県中津川を訪れ、馬篭宿に足を延ばした。桜は既に大方散っていたが、満開の枝に出会うこともあった。桜のみならず、春の息吹きがあちこちで匂っていた。しかし、蓼科東急リゾートタウン内の山中腹にある我が山荘付近に戻ると、芽吹きが始まったばかり。このあたりは標高1300メートルで、少し歩くと、谷間には残雪が見え隠れする。(写真’甲斐駒ケ岳)
しかしこの季節ならではの良さがある。
Wi-Fiが使えるかどうか心配だった。昨年の秋には電波は届いていたが、不安定な無線電波。衛星放送の電波は夏には届かないことがある(だからケーブルテレビなのだが)。その点でWi-Fi電波も心配していたのだが、まだ木々に葉の少ない季節が幸いしてか、弱い“3G”状態ながら電波は届いていて、ブログもメールも可能だった。
又、この時期の蓼科は山菜が豊富である。昨日は「蓼科自由農園」へ買い物に行き、たらのめ・ウド・雪の下などの春山菜を買ってきての天ぷら。安いし新鮮で美味しい。
朝は新聞を買いがてら、センターまで徒歩の往復。往きは急坂を上り、谷あいを下る。富士神社でやっている階段上り下りの代替。散策路の、枯れた木々の間から山々がよく見える。一番よく見えるのは南アルプスと八ヶ岳。中央アルプスもちらほら。特に甲斐駒ヶ岳が堂々と遠望出来た。新聞を買っての帰宅後、慌てて撮影に出かけた。
ハーヴェストクラブ蓼科本館脇からトレッキングコースが整備されている。その途中に絶好の展望台がある。今日は南アルプスの甲斐駒と仙丈ケ岳、八ヶ岳の主峰赤岳を中心に撮影してきた。
(南アルプス。仙丈ケ岳)
(赤岳と阿弥陀岳)
(八ヶ岳の稜線)
(八ヶ岳の裾は美しい稜線を描く)