ちょっと大げさなタイトルですが・・・。
2年ほど前偶然知り合った、白鴎中学校の生徒の皆さんとの「数学を楽しむ会」が、1月7日(金)で最終回となりました。
2年前の冬のある日、自宅前を通りかかった「ウオークラリー」中の一グループに、何処の学校ですかと聞いたところ、「白鴎中学校です」との答えに、かって私が教えたことのある高校が中高一貫校となり、そこの生徒であることに驚き、因縁も感じて、撮った写真を郵送したことがありました。その返信に6名の寄せ書きが送られてきて「何れお会いしたいです」とありました。そこで年に2度ほど、自宅付近の「駒込地域センター」で数学を楽しむ会を企画し、この1月7日で4回目を迎えていました。
会の前半では、私が用意した「世界的に有名なパズル」を解いてもらい、後半は宿題で解けない問題の質問を受けて来ました。今回のパズルは世界的に有名ではありませんが、「魔方陣」と「12本のマッチ」を取り上げていました。
3×3の魔方陣は全員が自力で正解に到達。5×5は時間が足りなくて正解に達しません。私が高校生の頃に気がついた方法を紹介し、7×7の魔方陣に適用すると、全員が完成。他にも作成の方法があるので、各自考えて見るようにとアドバイス。 マッチ棒12本の問題は興味を引いたようで、かなりの長時間考えていましたが、全問正解に達した生徒はいません。これも時間を掛けて自力で正解に達して欲しいので、簡単なヒントを出すに留めました。
冬休みの宿題、今回は易しいところが多かったのか、以前ほど必死の質問は少なく、12時前には勉強会を終了しました。
(右図は当日の問題を一部修正したもの)
この楽しむ会は、中学在学中までと決めていました。パズルを解くことに関してはそれなりに楽しんで貰ったように思います。明るく朗らかな生徒との交流は、私にとっても楽しい時間でした。まだ小学生の雰囲気のあった生徒も、この2年間で、青春間近まで成長して来ています。あと3ヶ月で高校生となる中学生6名とは、成人を終えた後の再会を希望して、さよならをしました。
行政書士会文京支部厚生部主催の、今年度最後のイベント、落語鑑賞会の概要がほぼ決まりました。前回の役員会での話し合いを受けて、私から提案した内容は以下のようなものです。
①日程 3月17日or3月18日or3月24日(このうち会場の確保出来た日)
②場所 「本駒込地域センター和室A・B」
③呼ぶ落語家 三遊亭兼好
④演題 これから相談
⑤形式 第一部 落語鑑賞 第二部 懇親会
⑥木戸銭 懇親会費用も併せて2000円
⑦支部会員の家族・友人等の参加も可とする
ほぼ提案通り承認され、後は開催に向けての準備あるのみです。
この形式で対馬てみさんの「津軽昔っこ」を聴く会を開催したことがありましたが、行政書士会文京支部としての落語鑑賞会は初めてです。東京都にある他の支部でもあまり例を見ないのではないでしょうか。 お呼びする落語家は三遊亭兼好さん。先代円楽の弟子の好楽の、その又弟子にあたり、2年前真打に昇進しました。数年前、我がマンションの「隅田川花火鑑賞会」で一席語って頂いた時に知り合い、一献傾けたことがあり、その縁で今回もお願いをしました。(2008年11月14日朝日新聞夕刊より:浜松町かもめ亭での熱演)
開催までに越えなければならない壁が幾つか視野に入ってきて、不安になる事があります。私一人が孤軍奮闘しているかに見えたのでしょうか、役員会では、援助の手を差し伸べて下さったと思える様な提案があり、開催がし易くなりました。有難い限りです。
当面は1月17日・18日に駒込地域センターに出向き、場所の予約をします。他の団体との利用が重なれば、抽選があります。当日の参加者の人数・費用面・懇親会の準備・20人くらいの少人数の聴衆を前に兼好さんの舌は滑らかになれるだろうか等々の不安がありますが、兎も角、しっかり準備をして当日を迎える以外ありません。
1月3日、夜半から朝にかけて降った雪で箱根の山々はうっすらと白く覆われ、箱根路は凍っていました。宿泊先「文の郷」は、8月16日の箱根大文字焼きの眺めの良い事を売りにしています。この朝、宿5階の展望台から明星ヶ岳を望むと”大”の字の部分だけは白く化粧をし、普段よりはっきりと”大”の字が見えるのでした。(宿から見える”大”の字)
復路の観戦場所は、前日と同じように「小涌谷」付近の踏み切りと決めていました。それに間に合う箱根湯本行きの登山電車は強羅発8時16分です。それより後の電車では、選手は通過してしまいます。しかしこの電車に間に合うように宿を出ると、8時から開始の朝食が食べられません。困りました。ままよと、朝食開始の15分前に食堂の前に出向き、うろうろしていると、どうしたのですかと聞かれ、事情を話すと「直ぐに食事をお取りください」との事。この辺の融通の利かせ方が実に有難いです。ますますこの宿が好きになりました。(8時11分強羅:発車5分前)
(まずは1号車が・・・) 今日は昨日の失敗に学んで、タイム差のことは一切気にしないことにし、先頭のやって来るのを待ちました。なんと東洋大・早稲田の両校の選手が肩を並べる様に疾走してきて、あっと言う間に目の前を駆け下って行きます。もの凄いスピードです。両選手が通り過ぎると、直ぐ身を乗り出して、合図にしていた帽子を振りましたが、後刻、宿でテレビ観戦の家人に聞くとテレビには全く映っていなかったそうです。この観戦ポイントには固定カメラがありましたから、その動線をきちんと把握しておけば、旨くテレビに登場したかも知れないと、後で推測しましたが・・・。(写真:先頭を争う東洋・早大)
その後、早稲田の高野選手が転倒するというハプニングはありましたが、この6区で先頭に立った早稲田は以後先頭をキープし続け、東洋大の猛追をかわし、21秒差で逃げきったのでした。シード権争いも激烈を極め、国学院大寺田選手が一瞬コースを違えるなどという、大きなハプニングのオマケまで付いて第87回「東京箱根間往復大学駅伝競走」は無事幕を閉じました。
かって25年ほど前、私も箱根の坂を、練習で走ったことがありました。その当時の名称で「生活指導主任連絡協議会」なるものが箱根の山中で開催され、向丘高校の生活指導主任であった私は出席を余儀なくされていました。迫り来る”河口湖フルマラソン”参加の為に皇居の周りで日々練習を積んでいた私は、練習が途絶えるの嫌い、協議会が開催されるホテルに早めに入り、研修が始まる前の1時間ほどを、この坂道を利用しての練習に当てたのです。そのとき箱根の急坂で走ることの辛さ、厳しさを身をもって体験しました。そのときの走った距離は3kmに満たなかったと思いますが。
登りコースが約23km、下りコースが約21km、その長き距離を走り切った選手に拍手・拍手。箱根の坂に限らず、箱根駅伝の各区間は殆どの区間が20km超。この長距離を疾走した全ての選手に拍手・拍手です。
1月2日、箱根駅伝観戦の為、朝7時40分には自宅を出発しました。強羅にある宿泊先「文の郷」に荷物を預け、観客の多そうな「宮の下」は避け、「小涌谷」まで引き返し、この駅近くの踏み切りを観戦場所に選びました。ここへの到着時刻は12時20分頃。先頭ランナーの通過予定時刻は12時55分ころとの予想ですから、30分ほど前に到着したことになります。
携帯ラジオを聞くと、4区まで早稲田が独走し、東洋大は3位で、早稲田との差は2分54秒で、柏原に襷を繋いだとのこと。箱根の坂に差し掛かるにつれ早稲田との差は徐々に詰まっているとの情報も。私だけでは無いでしょうが、多くの人が予想した通りの展開に満足し、後はどこで柏原が早稲田を捉えるかに気持ちを集中して、先頭のやってくるのを今や遅しと待っていました。待ちながら考えていたことは、各選手の力走姿を撮ることと、私自身がテレビに映ろうという不埒な考えでした。
実は家人が数人の方に「小涌谷駅付近くの踏み切りで観戦」とのメールを送信していました。私がテレビ画面に登場するかしっかり観ていますとの返信も来ていたので、私としても何とかその痕跡を残そうと考えたのですが・・・。 私の観戦地帯を先頭で通り過ぎて行ったのは早稲田猪俣でした。この場面は写真に撮りました。すぐ気になったのは柏原とのタイム差です。腕時計に気がいってしまい、自分がテレビに映ろううなどとの気持ちはすっ飛んでしまい、柏原撮影も一瞬忘れ、腕時計だけに気を集中していました。柏原がやってきて慌ててカメラを向けたのですが、平常心を失った為か、カメラの機能が旨く作動せず、撮影不能に!彼の撮影だけ出来ませんでした!(5区1位通過の早稲田猪俣選手)
どこもそうでしょうが、ここでも各選手が通り過ぎるときは大声援が飛びます。最終ランナー通過までに10分ほどの時間が掛かったと思いますが、あっと言う間に全校が駆け抜けていきました。(5区3位通過の東海大学早川選手)
往路の結果は、東洋大が1位でしたが、2位とのタイム差は僅か27秒差。これが結果として早稲田の18年ぶりの総合優勝に結び付きました。実は今年も柏原が大逆転の激走をしたのですが、2年前ほどの興奮はなく、逆転して当たり前との感覚で受け止めていました。私も含めて、多くの人が、勝って当たり前との期待感を持っていたことでしょう。その事が彼に重圧を掛けて来たのだと思います。長い間の絶不調のときを乗り越えてようやく到達した逆転劇のインタビューに彼の涙がありました。
このブログを読まれている方へ、日頃のご愛読を感謝するとともに新年のご挨拶を送ります。明けましてお目出度とうございます。感想などあればどうぞコメントへ投稿下さい。
今朝は町会内の「福寿会」会長のKさんと、千駄木「根津神社」の早朝ラジオ体操に出掛けて来ました。私が毎朝通う「富士神社」のラジオ体操は3日までお休み。そこで初詣を兼ねての1年ぶりの根津神社訪問です。朝5時15分には起床し、6時にはKさん宅へ。徒歩で6時20分に会場到着。この時間帯、初詣の人はまばらですが、ラジオ体操参加者が境内を埋め、既に”みんなの体操”は始まっていました。 池を挟んで本殿側には体操の指導員の方々30名ほどが、皆白いトレニングウェアーに身を包み、模範となる体操を披露してくれます。一般の体操者はその反対側に。私たちも急いでその体操の輪に加わりました。(暗がりでのラジオ体操)
この”みんなの体操”は柔らかい動きの体操ですが、私はまだその全部の流れを覚えていないので、指導員の方の動きに合わせての一歩遅れての動作となります。
6時半から普通のラジオ体操が始まりました。早朝にからだを動かすと体の目覚めが早い様で、Kさんと来年も来ようとの約束が簡単に成立。体操終了後急いで帰宅し、屋上から初日の出を拝みました。日の出時間に遅れること10分ほど。既に東京スカイツリー頂上の高さ近くまで、陽は昇っていました。
午後から家人と初詣に出掛け、富士神社・天祖神社・吉祥寺とご近所を回って来ました。こうして元旦はのんびりと過ごしました。
明日から箱根へ出掛けます。お安い宿「強羅 文の郷」が昨年中に予約出来ていました。予定では宮下で下車し、箱根駅伝5区すなわち往路最終区での観戦です。私の期待を込めた予想では、4区終了までにトップに立った早稲田を東洋大柏原がこのあたりで逆転し、今年も往路は東洋大が優勝となると思うのですが、さて如何あいなるでしょうか。という分けで1月5日まで、またまたブログを休みます。