マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

『食べ歩きラリー』始まる

2013年10月09日 | 身辺雑記

 文京区に住んで今年で31年になる。地域の環境や、人間関係など満足している事が多い。文京区からの色々な行政サービスを享受しながら、私達も、区の振興に貢献しているとの自負もある。例えば、8月末に、文京区商店街連合会と区は「プレミアムお買物券」なるものを発売した。1万円で、500円券が22枚付いた「プレミアム券」が購入出来る。1万円が1万1千円に化けるのである。今年は3万円を投資するという貢献で、3万3千円のサービスの享受。云わば3000円のお得。その余得を味わおうと、早速二人して、シビック25階にあるスカイレストラン「椿山荘」に出掛け、ランチに使用した。

 10月1日~11月30日に掛けては、文京”食べ歩きラリー”が始まった。「食の文京ブランド100選」のうちの、このラリー参加は61店。私達の良く知っているお店、例えば、甘味処芋甚や八重垣煎餅などが名を連ねている。61店のうち5店で買い物か飲食をして、全部で5店でラリーシールを貰い、観光協会へ持参するか郵送すると、抽選に参加出来る。運が良いとホテル椿山荘や東京ドームのホテルペア宿泊券がゲット出来る、かも知れない。淡い期待を胸に、機会を見つけて5店舗廻ろうと考えていた。




 その機会は意外に早くやって来た。10月8日(火)の昨日、文京区役所へ出掛ける用事があり、そのついでに、春日通り沿いにあるラリー参加店に出向き、併せて他の用事も済まそうと、次の様なルートを自転車で回って来た。
 自宅→区役所→①湯島地域活動センター→②らーめん天神下大喜→③ヨドバシカメラ秋葉原→④オザワ洋菓子店→自宅
 このうち、②と④がラリー参加店で、④ではプレミアム券を1枚使用した。

 今年4月14日に、東大龍岡門前に「文京総合体育館」がオープンし、その中に①がある。ここの会議室は、町会等には2ヶ月前から優先受付が開始されると聞いていた。今日はその利用案内を貰う為に訪れた。
 ②は、このブログに2度ほど登場させたので、詳細は省くが、11時50分に到着するとほぼ満員の、あいかわらずの盛況、昨日は券売機で誤って「付け盛り」を買ってしまった。つけ麺を食するのは珍しい。
 春日通りからはやや外れるが、③では4GのUSBを、ポイント還元で購入。ハルコさんから、ボイスレコーダの記録をUSBに移し替えてほしいと頼まれているので、その下準備。
 ④は苺シャンテで名高い。苺をチョコレトで包んだ小ぶりな洋菓子は私の好物。1個170円。ラリー条件500円クリヤーなら3個でいいが、二人が食するので偶数の4個購入。ご夫妻揃って、店内で元気に商売をしておられ、「ラリー懸賞、当たったことあるますか」と問われ、私「いえ、いえ」。幸運の女神が舞い降りることを祈ろう。(写真:オザワ菓子店の苺シャンテ)

 


 


みたび、『和がまんま』で

2013年10月07日 | 身辺雑記

 一昨日の10月5日(土)、千石にある「おかず創房 和がまんま」で、今年3度目となる酒宴を持った。教え子のトシコさんとヨツエちゃんと私の3人で。話は6月6日のブログ「還暦を記念して旅する教え子」の完結篇である。
 生まれ故郷村上を旅していたトシコさんと、親友ヨツエちゃんはそこでアクシデントにあった、と書いたが、実は、それは乗っていた自転車が横転し、トシコさんは左手の骨折。今はリハビリの身だが、ほぼ現状に復帰した快気祝いと、約束をしていた二人の還暦を祝っての宴。
 この日は丁度「平家物語」開講の日、これに参加した3人は、勤労福祉会館から徒歩25分ほどで「和がまんま」へ。12時35分の到着で、ランチ時の混雑は去っていた。ビールは注文し、お酒は「〆張り鶴 吟醸」を私が差し入れ。二人にはこの日本酒を贈ってもらった事はあったが、味わった事は無いだろうとの私の推測。ビールと〆張りで、快気祝いと還暦祝いの乾杯。
 話は歩いている途中で、ヨツエちゃんの山登りの話。今夏、私と同じく合戦尾根を経て燕岳に登った。私より1週間ほど遅れた、快晴の日に、無事登攀を果たした。そこから、槍ヶ岳へと続く稜線を見て、来年も是非登りたいとの感想。
 トシコさんからは事故の顛末。自転車を返す直前に、何故か、車輪が急停車して横転。手術が必要な左手骨折。手術後1週間を待たずに勤務についたそうな。

 ただ二人は、そこから続く物語を語りたかったのだと思う。骨折し、異郷の地で、どうしたら良いか戸惑う二人を助けてくれた親切な女性と男性。男性はその近くで鮭料理を製造・販売する「味匠 㐂川」の専務吉川真嗣さん。親切にして頂いたお礼にと、洋菓子を添えて出した礼状に接し、吉川さんからは「お店の全員が感激しました。お怪我が転じて楽しい村上の旅行になった」ことを喜ぶ、毛筆の返信が届いた。
 ヨツエちゃんからは、その手紙への更なる返信。これが「新潟放送」で放送されたそうな。この放送を偶然にも聴いたトシコさん。城下町を舞台とする、親切な対応と感謝の気持ちとの連鎖が紡ぎだす物語を、私は嬉しく、楽しく聞いた。
 
 オマケの話もあった。トシコさんの幼い頃、夢に出た恐ろしい木造家屋。多分あの料亭だろうと推測し、ランチ時に訪ねたお店は、長い廊下の端に源氏物語絵巻が飾られていたそうな。日頃学んでいた事がらと繋がった喜びをも二人は語ってくれた。今日の主役はこの二人。私は聞き役に徹したが、何と二人は私の誕生日を覚えていて、嬉しい誕生日プレゼントを頂いた。
 最後に、「和がまんま」のランチは、右写真にご飯・味噌汁・カレー・コーヒーを加えて1000円で、二人とも大満足だった。


『こまじいの うち』オープン

2013年10月05日 | 町内会



 一人暮らしの高齢者や、子育て中の親が交流出来る場を作ろうと、文京区の駒込地区町会連合会は10月1日、空き家を利用した「こまじいの うち」をオープンした。

 1ヵ月前に、掲示板でその事を知り、私もオープニングセレモニーに参加しようと思ったが、その日はまだ帯広にいて参加出来なかった。式典と内覧会には、区長をはじめ70人ほどが出席し盛大に行われたそうな。

 神明西部町会の副会長秋元康雄さんが、所有する空家の1階部分にあたる6畳・4畳半と台所部分を無償提供した家だ。育児グループによる「ゆる育カフェ」、地域の「みまもりサポーター」が行う「脳トレ健康麻雀」など、地元の団体がいろいろなプログラムを実施し、プログラム毎に利用料100円~300円を払えば誰でも参加出来る、と東京新聞に紹介されていた。
 場所は駒込富士神社の直ぐ裏。我が家からは徒歩5・6分の至近距離にある。プログラムの一つに「囲碁入門」もあり、覗いて見よかなと思案しているが、生憎と荒川5中への出勤日と重なっていて、今のところは断念。式典に参加した富士前福寿会々長は、私に「小学生対象に、算数教室でも開かない」との話を向けた。秋元さんとは、町会記念誌作成でご一緒に仕事をした関係もあり、今後いろいろと相談にのって頂こうと思う。

 この家については10月2日の朝日新聞の朝刊にも載り、概略次の様にも紹介されていた。
 『・・・玄関の看板や部屋の棚などは地元の人たちの手作り。今後は子育て中の母親向けに育児の相談のほか、栄養士による栄養相談や「かるた会」などが日を決めて行われる。また近くに住む東洋大学社会学部の小林良二教授のゼミ生たちも企画やボランティアに携わる。
 都内の空き家は防犯や防災の面から問題になケースもある。秋元さんは「散歩している人とかが気楽に立ち寄れる場所になるといいね。地域の拠点として、各地に広がって、空き家が再生されて行くモデルになればうれしい」と話していた
』と。
 今日か明日、早速コーヒーを味わいに寄らせてもらおう。
 


 

 


十勝を巡る

2013年10月03日 | 

 北海道への旅ブログの最後に、十勝地方の、これはというお店やスポットを記しておきたい。北海道の現状が垣間見えればと思いつつ・・・。

 ①「藤丸デパート」・・・北海道では、札幌などの主要都市を除いて、地方都市のデパートは壊滅状態にあるという。その中で、奇跡的に帯広には藤丸デパートが一軒だけ残った。藤丸デパートが、バス仕立で、釧路や中標津から数時間掛けての、
ここまでの買物ツアーを企画したところ、大好評で、時に3台ものバスが連なったと、本には書かれている。私達は、そのデパートを見学したくて、10月1日(火)に帯広駅そばのここに寄った。思った以上の売り場面積を持ち、地元製品のみならず、全国区の商品も多数置かれていた。帯広名物「豚丼」のタレなどを購入し、昨日の夕食は、そのうち豚丼のタレを使って、「コシヅカハム」の豚丼を味わった。

 ②「目分料」・・・十勝清水町にある、十勝を代表する蕎麦屋。”蕎麦通”などと自慢する積りは毛頭無いが、長年、旨い蕎麦屋があると聞けば、遠くへの道を厭わない我が身。今回は息子の運転に任せた。帯広市の西北に隣接する十勝清水町までは車で40分の距離。北海道の人間にとって、この程度の移動時間は問題では無いらしい。停車しているナンバープレイトを見ると、移動時間2時間半は掛る”札幌”車が何台も見られた。
 蕎麦粉は、
ニセコ、滝川、沼田、幌加内、美深、斜里、音更などの道内のそば栽培地から仕入れ、一日200食の限定食は午後2時には完売となる日が多いと言う。
 今回も2年前と同じ「あいのりそば」を注文。普通のダシと合鴨のダシの二つで味わえる大盛り。実に美味い蕎麦をお腹いっぱい食する事となる。その量は上田「刀屋」を彷彿させる。
 ”目分料”のいわれは、蕎麦粉などの量は、計量器での測定量よりも、長年の経験と勘がそば打ちには必要という意味を込めて「料」としたとメニューには書かれていた。(写真:あいのりそば。1200円)

 ③「天空カフェ」・・・十勝平野を見降ろす、芽室市の「新嵐山スカイパーク」の展望台に、俄か仕立てのカフェが出現している聞いて、十勝清水からこちらに廻った。その名は天空カフェ。少しでも、市を、街を活気あるものにしようとの涙ぐましい営業努力と見た。残念ながら雨模様で、十勝平野はやや霞んでいたが、その広大さは見てとれた。多量のローストビーフの盛るランチは1500円で、地元産の柔らかい肉だった




          (天空カフェはテント張り)


      (展望台から十勝平野を望む)


       (スキー場は現在放牧地)

 ④「柳月」と「六花亭」・・・帯広は菓子の街としても名高い。そのなかでも柳月と六花亭が全国に名を知られた名店の双璧。どちらの菓子も安くて、非常に美味。柳月へは生産現場へ出掛け、お土産も含めて色々と買い込んだ。六花亭は新聞でも紹介されていたが、従業員の福祉・厚生を重視して、数人で休暇を取り、旅行に出掛ける際には補助金を出すそうな。立ち寄ったお店のコーヒは飲み放題で200円、ブルーベリーのケーキが190円というお安さ。
 
 帯広から新千歳空港までバス利用(所要時間2時間半。費用3300円)。結局、道内でJRは全く利用しなかった。来年の富良野での再会を約して帰路についた。(写真:柳月正面玄関)