まさに“一点の曇りも無い”満月。
地球から400Km上空の国際宇宙ステーションに滞在している野口聡一飛行士のツイッターから拝借した。
宇宙ではいつもこうして輝いているのかぁ。
“静の荒行”と言われる「比叡山12年籠山業」を満業した京都・大原の『三千院』第62代門跡の堀澤祖門さん(92歳)の言葉がちよっとだけ頭に座りかけた。
「月はいつも輝いているのである。雲が掛かっているだけなのである。見えなくしているのは自身なのである」
野口飛行士が多忙な業務の中で送ってくる宇宙からの景色はコロナで縮んだような生活の皺を伸ばしてくれる。
《2枚を合成》