Rugby World Cup フランス大会が開かれている。
日本はチリに1勝し、18日のイングランド戦に繋げられるか。
ラグビー発祥の強豪国で前回は準優勝、日本は勝ったことが無い。
大学でラグビーをやっていた頃、イングランドが来日した。
当時の白地に真っ赤な薔薇のエンブレムを胸に付けたジャージーは鮮烈だった。
日本は6-0で破れたがノートライに抑えたのは奇跡的なことだった。
或いは本気?でなかったのかもしれないが。。。
ラグビーは英国ラグビー校のフットボールの試合で夢中になったエリス少年がついついボールを抱えて走ってしまったのが始まりと言われている。
〝母なるフットボール〟から生まれた。
最近のラグビーは密集の周辺で細かくパスを繋ぐ〝ハンドボール〟の様相だが、今回のイングランドはどうなのだろう。
キックを多用するフットボールかラインパスを重視するハンドボールか。
司令塔のスタンドオフ(No10)の選手は初戦で「ドロップゴール」を2本決めている。
ボールを一度地面に落として、跳ね返ったところを蹴る「ドロップキック」でH型のクロスバーをクリアすると3点が入る。
難しいキックで、相手ゴールポストの正面辺りで相手ディフェンスと距離がある状態の時に狙う。
スタンドオフはキック力のあるフットボール派かもしれない。
最近はあまり見られなくなったドロップゴール。
試合の流れを引き寄せる時、ダメ押しで相手を突き放す時、一発逆転を狙う時に使われる。
18日はどんな展開になっているだろう。
望ましいのはスタンドオフの動きを封じること。
スクラム最後列の左右のフランカー(No6,No7)が、相手スクラムハーフからスタンドオフにボールがパスされる時に早いタックルでプレッシャーをかけられるかどうかにかかっている。
【2019 日本日本大会の時のBlogから】
Rugby 今昔 - その2 無くなったプレー、「有り」になったプレー - - - 楕円と円 By I.SATO (goo.ne.jp)
私はNHKBSで見た後、6:30からいつもの朝の自転車散歩をしていました。
ノートライに抑えられて、ラグビー的には完敗でした。
選手は相当のシヨックがあると思います。
〝これだけやっても勝てない〟という壁です。追いついていると思っても敵はさらに先を行っていますから、追い越すには相手の5割増しの練習を積み重ねないと勝機は生まれません。番狂わせは無く、厳しいです。
フットボールの側面のキックの応酬が多く見られました。陣地は取れるけれど相手にボールを渡すことになるから蹴った後が重要です。日本は良く守っていました。
次のサモワ戦は一人一人のパワーの差が勝敗を分けそうです。
今日の試合よりも日本のレベルがどの程度か端的に出るかもしれません。